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「いつもいないパパ」から「いつでもいるパパ」へ

2020年の5月14日から note を始めたのですが、最近投稿に「違和感」を感じていたマキノタイチです。

ライティングの経験者なら、あたり前に解っていることだと思いますか、投稿は「伝える相手」がピント外れだと、内容をどんなに創意工夫しても、読まれませんし、伝わりません。

今まで17記事を配信してきましたが「テーマ」を変えることにしました。

というのも

まずはじめに、約半月間、毎日投稿してみて わかってきたことがあります。

それは、この note の世界では、マキノタイチは、note 投稿者の平均より年齢がかなり高いということです。

実感としては、大学生から20代、30代の投稿者が多いかなと。

でも、世代やジェンダー、ルーツや宗教が違っていても、そこに偏見も差別ももたないのがマキノタイチなので、年齢がちょい高めかなってことは問題ではありません。

問題なのは、note 参加者の質が他のメディアとは根本的に違うということ。

ようは、オッサン世代が多い facebook とくらべ

「note は自分の子どもたちと同世代の参加者が多い」
「それそれがちゃんとテーマをもって投稿している」

と、単純に気づいたことが「テーマ」を変えるきっかけになったのです。


◆じゃ、誰に何を伝えようか?◆

note の住人から感じられたのは、老若男女カンケ―なく、クリエーターたちの意識がとても高いことでした。

社会的ポジションや、職業・収入、家庭での役割はさまざまですが・・・

各々の立場で「素直に」「真摯に」「しっかりと前を見つめて」記事を作られてることに、この半月驚きを隠せませんでした。

間違っても、昼飯の画像を載せて「ランチなう」的投稿はまずない。

それどころか、高い専門知識や、人に役立つコンテンツを配信している人が多いこと、多いこと。

他にも、正直に自分と向き合うことで、同じような想いをしている人へのメッセージも数多くあり、世代を超えて心打たれる投稿もありました。

さすが「有料記事」を設定できるレベルですよね。

ここで問題だったのが、私が今まで他のメディアで配信してきたような内容だと、何ともいえない「違和感」を自分自身が感じてしまうことでした。

現に、かなりの数の記事が「下書き」となって眠っているんですよ。

まさに「じゃ、誰に何を伝えようか状態」になっていたのが、ここ最近のマキノタイチだったのです。


◆これができていなかったことか!◆

30歳で結婚し、3人の子宝に恵まれ、子どもたちはみんな成人し、家から出て、いまは各々がそれぞれの道を進んでいます。

これって一見、いい感じの家族に映るかもしれませんが、紆余曲折は人生につきものです。

本当にいろいろありました。

嬉しいこと、悲しいこと、悩んだこと、立ち止まったこと、いろいろな出来事があった中で、私が子どもたち一人ひとりに、話を聞かせてあげたかったことは山ほどありました。

山ほどあったのですが、伝えきれませんでした。

なぜなら、教師時代は、休日も部活の指導で家族といる時間は短く、起業してからは、自分のことに精一杯で、外出も多く、挙句の果てに離島暮らしまで始めてしまった「いつもいないパパ」だったからです。

だからこう思ったのです・・・

「いつか(自分の)子どもたちが、ここに記されたパパのメッセージを読んだとき『そうだったんだね』『教えてくれてありがとね』って言ってくれるような内容を、note の参加者に向けて書こう」

と。

そしてこれが、これからの投稿の「テーマ」となりました。


◆「いつもいないパパ」から、そこに行くと「いつでもいるパパ」へ◆

子どもは、いったん巣立つとなかなか親元に帰ってきませんが、私はそれが自然なことだと思っています。

今は、東京で暮らしている2人の子どもたちは「自粛飽きた~実家に帰りたいよ~!」と泣き叫んでいますが、がまんさせています。

でも、声はいつもかけてあげたい。

「パパはいつもお前たちのこと見守っているよ」

という気持ちは、本当にあるんです。

そんな気持ちでこの note と向かい合っていったら、無理なくずっと続けられ、メッセージはより届きやすくなるかもしれないと・・・

希望的観測ですが、このように思った次第です。


◆おわりに◆

この時代は、さまざまなメディアから個人が自由に情報を配信でき、今後もその傾向は進化していくと思います。

それは、その人が投稿できない状況に陥ったときも残るものです。

震災で亡くなられたり、今回のようなウィルス感染で命を落とされたり、もっと他の事情で投稿できなくなる日が来るかもしれません。

でも、ちゃんとしたメッセージが残っていれば、いつでもそこに行けば「いてくれる存在」になれます。

もしかしたら、私が合えない子孫の誰かが・・・

「これって、うちの ばあば の おじいちゃんが書いた記事だって」

とかいって、読んでくれるかもしれません。

自分でこんなこと書いたら、なんか責任のような重圧を多少感じてしまいましたが・・・

まっ

「このご先祖さん、楽しい人だったんだね」

くらいに感じてもらえる記事を書いていこうと思います。

ということで、これからもよろしくお願いします(^_-)-☆

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