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ダメ出しは愛のムチ?

雨でジョギングに行けず気持ちが暗いマキノタイチです。

突然ですが、ダメ出しされると嬉しいですか?

私はダメ出しをされるのも、するのも嫌いです。

というのも・・・

たとえば、自分のことが嫌いで自信がない人の中には、ダメ出ししてくれる人に頼りがいを感じてしまうかもしれませんよね。

自分にとって痛い処をズバズバ指摘してくる手ごわい人のことを

「この人は私を理解してくれてる」
「この人は尊敬できる人だ」
「ダメ出しは愛のムチだよね」

なんて思いこんでしまうことはよくあることです。

そして、ダメ出しをする人間からほんのちょっと優しくされたり、気にされているそぶりを見せられたりすると・・・

・舞い上がり
・夢中になって

そのダメ出し人間に、ますますのめり込んでしまうかもしれません。

で、そんなダメ出し人間から「私についてきなさい」とか言われ「こんな私を誘ってくれるなんて!」と喜んだあとから始まる人間関係は・・・

うまくいくのは最初だけ。

やがて、その人の関心が自分から離れていく恐怖から

・何も言えなくなったり
・尽くしすぎてしまったり
・嫉妬に苦しんだり

すると、心や、身体や、生活といったいろんな処をダメ出し人間に支配されていくことになるのです。

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でも、そんなのってなんか変ですよね。

人間関係をこんなふうに辛く苦しいものにしてしまう原因は「自分は人として価値が低いんじゃないか?」と心の底で思っていることにあるんだと思います。

ダメ出しをしてくる人に好意を持ってしまうと・・・

ダメ出しされた人は「私に興味があるからいろいろ言ってくれるんだ」と思ってしまうことも多いようです。

しかし実際には、ダメ出し人間はその人に興味があるのではなく、その人を「自分の都合がいいように変えたいだけ」だったりします。

これは、ダメ出ししてる側の人間も気付いていないことです。

「こいつのためだ」なんて本気で思ってダメ出ししている場合が多いこと、多いこと。

私はこう思います

「その人の今の状態って、今のその人に必要だからそうなっている」

と。

だから私はまず「共感」し、次に「理解」し、そして「ねぎらい」、最後に「相手の自己重要感を満たす」ようにしています。

その後少しアドバイスをすることもあります。

アドバイスすることはありますが、アドバイスと違ってダメ出しは「人の奥深い劣等感」「依存型の人間性」これらが引き金となっています。

ようは「ナルシズムのなせる業」ということです。

必要な「愛のムチ」なんて・・・

ありません!

だから、私はあなたを認めています。

周りがなんて言おうと、私だけはあなたを認めているから安心してください。

そして今、

・例えうまくいってなくても
・いろんな問題があっても
・落ち込んでいたとしても

大丈夫!

「それも大切な自分だよね」って受け入れてニッコリすれば、その瞬間にスッと心が軽くなります。

そして

「ダメな自分もホントの自分」
「こんな自分でもこの世に1人」
「受け入れますお願いします」

と言ってみてください。

何が起こるかわかりませんが、ダメ出し人間からの「呪縛」が薄らぐかもしれませんね。

・・・・

実はこれって・・・

ぜーんぶ私自身の体験談でした。

なので、あしからず(^_-)-☆

P.S.
うちの子どもたちへ

自分が嫌いで自信がないと
ダメ出ししてくる人に対し
頼りがいを感じてしまうかも。

でもね

「愛する」とは相手を肯定すること。

ダメ出しは「否定」だから
本当の意味でその相手から
愛されていないと思いなさい。

from パパ

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