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学校に行くのがつらい君へ

学校に行くのがつらい。
行こうと思うのに行けない。
遅刻して行くのもみんなの目が怖い。
そんな毎日、生きる意味あるのかな?

こんにちは。ハルです。
このnoteを読んでくれてありがとう。

私は、いま高校3年生です。
吹奏楽の強豪校に通っています。

このnoteを書こうと思ったのは、部活で、クラスでつらい思いをした同級生をたくさん見てきて、自分自身も不登校になって、立ち直って。


そんな3年間を送ってきたからこそ、一人ぼっちだと思う君に、一人じゃないと言うことを伝えたかったから。

と言っても、メッセージとかはちょっと荷が重いから、自分の経験を書きつつ、
あるある的な感じで、こういう人もいるんだなー的な軽い感じで読んでほしいと思います。

 

「分からない」人にはわからない  

私は、かなり共感性が高いタイプだ。
例えば、友達が先生に怒られていたとして、その先生の怒りの感情、友達の負の感情が一緒に流れ込んできて疲れてきてしまう。

特に、顔見知りが多い学校はそれが発動しやすい。

また、私は過度な心配性で、席替え一つにても、新しい友達と話す話題を3つ以上シュミレーションしないと不安。
話し相手がいなくなるのが怖くて、ずっと机に突っ伏して寝たふりをしていた。

ここまで、どうでもいい私の性格の話だったけれど、要はアンテナを張り巡らせて毎日疲れている人もいるけど、
そうじゃない人もたくさんいるんだ、と言うこと。

学校に来ないなんて、おかしい。
なんで今日も遅刻なの?
サボり?

 
そう言ってくる人もいるかもしれない。
でも、そういう人たちは、私達の気持ちが分からないんだ。
「分からない」側の人には分からない事もある。
それが、たとえ大切な人や家族だったとしても。

プチ旅行に出る日々

その時は突然やってきた。 

2年生の春、部活を辞めたいと言っていた、親友が部活を辞めた。
パート内で女子は二人しかいなかったので、残された私は、女子一人。

私は、毎朝6時に家を出ていた。
その日も同じように家を出て、自転車で駅へ。
同じように6時11分の電車に、、乗れない。

寝坊したわけでも、自転車で転んだわけでもない。
駅には到着してるんだけど、なぜか体が動かない。

理由は分かってる。
部活で、パートの男子とうまく行ってないから。
会うのが、怖い。  
 

でも行かないともっと怖い。
明日も明後日もそれは続く。
相談する人も、もういない。

やっと乗った電車。
30分以上は経ってる。
何故だろう、めちゃめちゃ涙が出てくる。
混み合う電車で何故か号泣する私。
ああ、そんなに行きたくないんだなー。

気づいた頃には、学校の最寄駅をとうに過ぎて、電車の終点まで来ていた。

電車を降りると、なーんにもない田んぼが広がっていた。ああ。こんな景色もあるんだ。

それが辛い日々の始まりだった。

結局その日は、昼頃学校に行き、普通に部活に参加して帰った。

生きる気力もなく、今まで好きだったゲームも映画も何も感じなかった。
食べることにも興味がなくて、どんどん痩せた。

唯一、部活に行けば、音楽だけは心の底から楽しむことができた。人間関係をのぞけば。

そこから何日も、電車に揺られてたくさんの景色を見に行った。

思いつめていたから、そこで何を見たとか何を思ったかとかも、全然覚えてないけど、とにかく遠くへ行きたくて海外留学について調べまくっていたのだけ覚えてる笑

数日後、結局学校に行く勇気が出ず、献血に行った。長いこと説明を聞いたのに、結局低血圧過ぎて献血できなかった笑
まあそうだよね。全然食べてないんだもん笑

そんな事を続けていた時、学校の保健の先生がスクールカウンセラーの先生と話をしてみないか、と言ってくれた。

先生はとても親身に話を聞いてくれて、ストレスから胃潰瘍っぽいところまで胃が弱っていたこともあり、とりあえず学校を休むことになった。  

療養期間も、ひたすら海外留学について調べていた私だったが、そんな時にnoteに出会った。

同世代のさまざまな活躍や考え方を目の当たりにして、衝撃を受けた。

結局、学校の方は部活のコンクールが近くなり、ボロボロでも参加しないと自分の地位が危ない状態に。  

そこで部活に戻ったことで、私は音楽の楽しさに改めて気づいて音楽に救われた。

学校以外にも様々な世界がある

嫌なら学校は辞めたほうがいい!とかそういう事ではない。
まあ、そういう道を選ぶという選択肢も大いにありだと思うけど。

私は、あの頃学校や部活がすべてでそれ以外の道はないと思ってた。
確かに、強豪校と言われる部活だから、辞めたら親の期待もあるし、自分のプライドもある。

でも今思えば、あの時すべてをやめて留学に行くこともできただろうし、youtubeを始めたら登録者数がめちゃめちゃ伸びてたかも知れない。
その方が幸せだったかもしれない。

実際に、noteの色んな記事を見ていると、そういう人たちもたくさんいて羨ましいと思う。

私はどちらかと言うと、戻ることを選んだけど、良いこともあったし、その後も胃潰瘍が悪化したりと嫌なこともたくさんあった。

でも、私がワクワクできることと言えば、音楽だったから、何とかやってこられたんだと思う。

だから、もし君がぐるぐる渦巻く負の感情から少しでも解き放たれる瞬間があるなら、それにのめり込んでみたらいいと思う。

いつか、きっと君を応援してくれる人が現れる。
と言うか、私は君を応援しています。

学校に毎日行くことが本当に人生で一番偉いこと?
私はそうは思わないよ?

1日でも新しいことを始めたもん勝ちだ。
君が、ワクワクする事に早く出会えますように。

 

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