自分と相手の沸点を知る
こんばんは、あんぼです。
今日、私のチームメンバーから直接褒められて恥ずかしく反応に困ってしまいました。40代の中間管理職って上からも下からもそんなに褒められることないので・・・何でしょう、この感じ。ふわふわして普段家では全く飲まないくせにビールを1缶飲んでしまいました。
ややTipsy(ほろ酔い)なまま、今日は自分と相手の沸点を知ることについてお話してみたいと思います。
皆さんも自分の親、兄弟、友達、職場の仲間、通りすがりにぶつかってきた人などイラっとしたことは誰しも一度はあるかと思います。逆に相手をイラっとさせてしまった経験もあるかと思います。
その「イラっ」が積もり積もって、プチン!とキレる時、そこが人の沸点です。
一度沸点を超えてしまうと普段と違う世界に行ってしまい、最終的に沸点到達者全員損しますので、よく自分の沸点、相手の沸点は知っておきましょうねというお話です。☜ 私に言ってることでもあります。
自分の沸点を知る
まずは、自分がいくつのイラっでどの話題になると熱が上がりやすいのか、チェックする必要があります✅ 特にビジネスの場で個人のイラっを一瞬でもお客様の前で出すと確実にばれます。そこで過去のイラっの洗い出しが必要になります。
ちなみに私は過去の経験から、自分がお客さんとやりとりがうまくいかなかったとき、自分のメンバーや社員からのお客さんに対する態度、お客さんからの自分のメンバーに対する態度には敏感です。すぐイラっとしてしまうことが多いので事前に自分の「べき論」を「~にこしたことはない論」に転換しておくようにしています。
※個人的な話になりますが、私が商売やお客様とのやりとりにうるさいのは幼少期からのルーツにあります。父方は山口県でスーパーや酒屋を運営していて、母方は旅館を経営しており、どちらも子供のころから手伝いをしてきました。きっと人よりあらゆる層のお客様と触れ合う機会が多かったので、商売というか「商い」には異様なほど反応してしまうのです。「そこは出しゃばるな!」「あそこは声をかけるところ!」「もっと早く動け!」「そこは存在感消せ!」とことん小さいころから教育させられたので、お客様に対する態度は人一倍うるさくなってしまいました。
このように自分の沸点がいつ・どの話題で到達しやすいのかを知って、事前対処しておくだけで沸点へいきづらくなります。
相手の沸点を知る
すべて相手のことを知ることは不可能ですが、相手のイラっとする領域を知ることは可能です。直接嫌いとか腹が立ったという話題が出れば『この人はここがスイッチなのか』とメモしますが、逆に好きな話題もヒントになります。「私はお花が好きで」というお客さんに対して、お花のことを悪く言う意味はマイナスでしかありません。相手のスキな話題から逆も想定しておくと”イラっと領域”が避けられます。
また、ビジネスで沸点まで上げてしまうトリガーは時間と動機と態度です。
「遅い!何やってんだよ!普通すぐ電話よこすだろ!」(時間:自分の思うタイミングに連絡が欲しい)
「そんなやる気ないんだったら帰れよ」(動機:もっとやる気をみせて欲しい)
「なんだその態度は?ビジネスなめてんのか」(態度:もっと真摯に対応してほしい)
怒られすぎてどの人から言われたか忘れましたが、こんな言葉を思い出しました。
相手の時間の感覚(1週間に一度は連絡欲しい)、動機(営業から商品に愛情を持って提案してほしい)、態度(それなりの態度で本気度を示して欲しい)、これら相手の3つのトリガー=期待値を押さえておくと、沸点までいくことは抑えられます。
まとめ
自分と相手の沸点を知ることは、通常の人間関係を保つ上でも大事なことです。
沸点までいかないコミュニケーションを心がけましょう。
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