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バラの花

スティーブ・ジョブズの言葉ですが

「美しい女性を口説こうと思った時、ライバルの男がバラの花を10本贈ったら、君は15本贈るかい?? そう思った時点で君の負けだ。 ライバルが何をしようと関係ない。 その女性が本当に何を望んでいるのかを、見極めることが重要なんだ。」

というものがあります。

すごくわかりやすくビジネスの本質を突いている例え話だなあと思っています。


業界の中にいると、同じ業界の人のやっていることばかりが気になったりする、というのは割とよくある話です。
目線がお客様の方ではなくて同業者の方に向いてしまっているパターンですね。

例えばウェブサイトの制作をやられている方であれば、サイト制作のスキルを上げていくのはもちろん大事なことではあるんですが、

それが「自分はライバルに比べてスキルがまだまだだから、もっとスキルを上げなくては」という方向にばかり目線が向いてしまって、

「実際そこまでのスキルをお客さんは求めているのか?」という視点が完全に抜けてしまっているような人もいます。


繰り返しますがスキルを上げるのは大事なことです。
スキルは高ければ高いに越したことはないですからね。

ただ「なぜそのスキルを上げるのか?」というと、本来は「お客さんに満足してもらうため」ですよね。

お客さんに満足してもらうためにスキルを上げるのであって、同業者と競い合うためにスキルを上げるわけではない。

あくまでベースは「顧客」
それを忘れないようにしたいですね。

少しでも参考になりましたら幸いです。

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