散文【プレイヤー】

ぼくたちは生きていると、どうしても周囲の影響を受けてしまう。

環境だったり、周囲の人間関係だったり。

自分を見失いそうになるんだ。


でも、もし君が流されて生きているだけなら忘れてしまっているのかもしれない。

君自身が人生のプレイヤーだってことを。


代わりなんていない。

どこにもね。


だから君には二度と戻らない時間を、最後に後悔しないように歩いてほしい。


それには学びと勇気が必要だ。

学びといっても学校の勉強じゃない。

君がやりたいことで生きていくための学びさ。

そして新しいことに挑戦する勇気。


それはいつまで経っても成果が出なくて当たり前の世界さ。

だからほとんどの人はあきらめる。

無いもの探しをしてできない言い訳をしたり、泥臭い小さな努力の積み重ねを怠ったりしてね。

何より失敗の先にあるものを信じていない。

一番信じなければいけない自分自身を信じないで、いったい誰を信じるというんだろう。

君は他人の人生を歩む必要は無い。

どんなに不器用でも君なりのやり方を探すんだ。


他の誰でもない、君が人生のプレイヤーなのだから。


終