Photo by tama3ro 140字小説【偽物には見えない】 4 こし・いたお 2023年5月7日 00:01 私はインチキ霊能力者を判別できる。気づいても敢えてそのことには触れない。恨みを買うのはゴメンだからだ。友人が霊視してもらうと言うので付き合うことにした。私が握手を求めても中指を立てても、自称霊能力者の反応は無い。「帰ろ!偽物よ」事故で失った私の左肩から先が、偽物には見えていない。 ダウンロード copy #小説 #ショートショート #140字小説 #玉三郎さん 4 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? 記事をサポート