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140字小説【さが】

「何ヶ月もシェルター代わりに使用していた薄暗い駅の地下道。今にも電池の切れそうな人々の表情。AIを制御していたつもりの人類は、ルールを破った一部の人間の手により地獄の門を開いてしまった」忘年会の帰り道、いい感じに酔った私は、地下道で寝る酔っぱらいを横目に140字小説を考えていた。

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