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140字小説【廃村の秘密】

廃墟マニアの私は神隠しの伝説がある廃村を散策していた。夕暮れになり帰ろうとすると、驚くことに営業中の旅館を発見した。不自然なほど大きなマスクをつけた愛想のいい女将が、私を部屋へと案内する。「お夕食は大広間にお越し下さい」湯に浸かり綺麗になった私は、大広間で大皿の上に乗せられた。

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