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140字小説【終末】

ついにタイムマシンの開発に成功した私。装置を起動し十年後の公園に設定した。心細そうな表情を浮かべ空を見つめる人。泣いている人。十字を切る人。虚ろな瞳でベンチに座る男は二十年前に断ったウイスキーを飲んでいると言った。理由を尋ねると男は呆れた。「知らないのか?もうすぐ無数の隕石が…」


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