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140字小説【生きた化石】

夜勤中、急に目の前が暗くなり床に倒れこんだ僕。薄れゆく意識の中で同僚の声を聞いた。「1号機の電池が切れたんじゃない?自分で充電できない旧タイプね」「更に前よ、昔は夜勤をロボットじゃなくて人間がやっていたの」「え?じゃあ1号機は人間?」未来に迷い込んだ僕のニックネームは生きた化石。

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