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140字小説【生きるとは】

灯油だろうか?ガソリンだろうか?街中で小さな容器に入った油を被る男の映像を見た。自暴自棄の成れの果てだろうか?サッと距離を取る人達が男の孤独を一層強くする。突如、駆け寄ってきた一人のホームレス。男から容器とライターを奪った。そして男を優しく抱きしめると、広大無辺な空を見て涙した。

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