Photo by kit_kato 140字小説【窓に映った自然】 3 こし・いたお 2024年7月4日 05:34 「電車に間に合ってよかった……たまには自然もいいね」僕は始発電車の窓に映る妻と娘たちを見て呟いた。今日は電車に乗って家族で旅行する日。チケットは僕が購入し保管していた。しかし老眼の僕は発車時間を見間違えていた。窓に映る妻と娘たちは、少しムスッとしながらせわしなくメイクしている。 ダウンロード copy #超短編小説 #140字小説 #かとけんさん 3 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? 記事をサポート