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散文

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#掌編

散文【とくに意味はない】

焚き火台で火の粉を飛ばしパチパチ、ジリジリと音を立てて燃える薪。左右に忙しく回る二層式洗…

こし・いたお
4か月前
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小説を作る時は結末を最初に作れと言う人が多い。140字小説でいうなら落ちを最初に作れと。でも僕の場合は違う。あるシーンが頭に浮かぶと、そのシーンをベースに落ちを考えることが多い。つまり行き当たりばったりだ。だから長い小説には向いていない。

こし・いたお
4か月前
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僕が140字小説を作る時は、最初から文字数を意識して作ります。でも140文字に収まる事は稀で、少ない時で数文字、多い時で40文字ほど超えています。それを削って磨いて、140文字に収まるように仕上げていきます。削られ磨かれ、丸みを帯び、玉のようになった作品はよく転がりよく落ちます。

こし・いたお
4か月前
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散文【脱出ゲーム】

人生は流されて生きているだけでは楽しくない。 ましてや人生の時間は限られているので、自分…

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散文【資産防衛】

ぼくの顔は今、金色に輝いている。 なぜなら金のインゴットが部屋の照明を反射し、ぼくを照ら…

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【物語はどこからやってくる?】

毎日のように物語を書いていると困ることがある。 ネタが無くなることだ。 あるにはあるのか…

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