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ハチドリを飼いならしたい

 最近やってみたいことのひとつに『ハチドリとあそびたい』というのがある。ハチドリと言ってもホバリングしながら花の蜜を食う鳥ではない。チャットボット開発ツールのハチドリ(hachidori)のことだ。

hachidoriとは?

 hachidoriとは、簡単に言うとブラウザ上でチャットボットの開発ができるツールのことである。
 ツールの詳細は下掲リンクから見てね。
 ところでわたしが申し込みしたときは無償プランがあったんだけど、今みてきたら無償プラン……ない……? 要問合せになったんだろうか。

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 イヤこれねえ、すごいんですよhachidori
 なんとプログラミングがわからなくても、直感的な操作でチャットボットがつくれてしまうという、本来はガチガチにビジネス用のアレ。
 簡単なFAQぐらいならスっとつくれちゃうってことで、ソフトウェアベンダーのユーザサポートをやっていたときに眼をつけていたものだ。まぁそこはもう辞めてるから今じゃ純粋な興味しか残ってない状態なんだけどね。
 純粋な興味しか残っていないんだったらどうなのか。つまり、このチャットボットとかいう流行りのおもch……システムで、なんか趣味に振り切ったことをしてみたいと画策している次第である。
 なんかしてみたいとはいっても、わたしが持っているものなんて文章をこねまわす趣味ぐらいのものだ。これをつかってチャットボットで遊ぶとなると、あまり選択肢は多くない。頭が硬いのかもしれない。

 今ぼんやりと考えているのは、ホスト(bot)から提示された選択肢を選ぶことで話が展開していく、ゲームブックのようなコンテンツだ。
 正直これをやるならノベルゲームをつくれるツール(例えばティラノビルダーとかLemoNovelとか)を使ってつくったものを『ふりーむ!』あたりで配信するのが正道なのだろうけれど、せっかくなので(?)チャットボットでやってみたいと思っている。だってなんだかおもしろそうだし。

 hachidoriでつくったチャットボットは、わたしが無償版に申込した当時ではLINE@とfacebookで公開できるという話だった。有償版(当時)ではwebサイトに埋め込みができるみたいなことも言っていた気がする。このあたり今はどうなっているんだろう。一度問合せをしてみるべきだろうか……えっでも用途訊かれて「おもちゃにしたいです」なんて言うのはちょっと気がひけちゃうし、うーん。……ともあれ、当時のわたしはこのうちのLINE@に眼をつけた。
 LINE@で運用するなら、コンテンツはLINEのトーク画面で展開される。ということは、「今日はここまで」と「ここから再開」の管理がとても容易なのではないかと考えたのだ。セーブし忘れてげんなりしないなんて最高なのでは?
 あとホスト側から考えたときに、この形式だとシナリオの不可逆性をしっかり守れる。ここでセーブしておいて、望まない展開になったらロードし直せばいいやという了見を焼き払えるのだ。ふはははは、自らの選択に責任を持つというのはこういうことだぞ。最高なのでは?

 そんな事を考えながらのんびり構築遊びを楽しんでいたら、hachidori側のビジネスモデルが変ってゴリゴリのマーケティング活用推しになっていて、結果やたらと高額なおもちゃになり果てていましたという話。
 やっぱ、手頃なのはノベルゲーアプリなのかなぁ……

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