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ライター・文筆家の流行は終わった

このタイトルを見てこの記事を読み始めた方は、おそらくこのnoteでなにかしらの記事を発信しているだろうと思います。皆さんがnoteで記事を書こうと思ったキッカケはなんですか?2016年2017年ごろに始まった「ライターブ-ム」がキッカケではないでしょうか?

この頃は「YouTuber」や「ブロガー」といった「好きなことを発信して広告収入を得る仕事」の形態が人気を博した時期でした。ブログを書き始める方が急激に増え、「文筆家」という肩書きが増えだしたのもこのあたりでしょう。毎日のように大量のテキストコンテンツが発信され、消費されてゆきます。

そこでどのような現象が起こったのかというと、トップクラスの方々はあいかわらず広告収入で生計を立てているのに対し、テールの部分、つまり末端にいる方々は、たくさんコンテンツを発信しているのに全然収入にならなくて、どうしたら「自分の記事が読まれるのか」をネットを徘徊し、その方法を探るようになります。そして気づくわけです。これらの「読まれるためのポイント」を記事にすればアクセスが増えるんじゃないかと。

しかしそのようなキッカケで始めた方々に文章力があるわけもなく、その記事にはオリジナルの要素が全く垣間見えず、どこの誰の記事を読んでも、コピペしたような内容の記事ばかりが増えてしまったんですね。当時はそれでもある程度のアクセスは保てたのですが、現在はずいぶんと様子が変わってきました。

「YouTube」にしても「note」にしても、最近は記事を読む前にプロフィールを読む方がかなり増えたように感じています。読者も学んだのでしょう。プロフィールを読んで、実績がある方の記事であれば、信頼性も高くコピペ以外のオリジナリティを含んでいるであろう…と思うようになりました。逆に実績の無い方は一切見向きもされなくなってきたわけです。そうなると収入を得るなどといった悠長なことを言っている場合ではなく、まずはアクセスを増やさなければという事で、自己啓発的な記事であったり、有益っぽい事を書いてより深みにはまっていくんです。その時点であきらめて去ってゆく方々がかなりの数いらっしゃるんですね。

なので、現在で続けていらっしゃる方々でも「最近アクセスが伸びないなぁ」と感じている方々も多いのではないでしょうか?でも私が思うに、実際に記事を読んでくださる読者の数自体は、当時となんら変わっていないのではないか?と思うのです。当時は「ライター」や「文筆家」を目指す方々の徘徊率が高かっただけではないかと。

2016年2017年以降、ブームは去り、ふるいにかけられ、一時期は濃い霧にさえぎられて見つけられなかった文章力のある方々の記事が見つけやすくなりました。濃霧注意報は解除されたようです。

そのほか、アクセスをそれほど気にせず、自分の発信したい記事や備忘録を書いていらっしゃる方々も多いですね。しかしアクセスをそれほど気にしないとはいえ、やはりアクセスは欲しいと思っているはず。そういう方々にはぜひ前回の記事「記事を読んでもらうにはまずコレをしよう!」を読んでいただきたい!私の経験上の話なので、他のコピペ記事とはずいぶん内容が違うとは思いますが、参考にしていただければ嬉しいです。

私はこれからも読者に媚びず、好かれようが嫌われようが、自分の想いをこれからも発信し続けてゆきたいと思っております。

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読んでくださりありがとうございます。サポートいただいたものは映像動画コンテンツ制作費用として大事に使わせていただくと共に、昨年の心臓手術、今年の難病発覚と病院代もかさんでいるので、その足しにさせてください。