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定時制生徒、旧帝国大学を目指す①

色々あって今年の4月、私は往復2時間半程かかる遠方の定時制高校に入学しました。

理由は2つあって、主な理由は持病が中学校に入学してから急速に悪化し、中3の冬まで全く調子が良くならなかった故にあまり学校に行けなかったから。
もう一つは、小4から中2まで二つ上の先輩からつきまといの様な行為を受けていたことでした。元々勉強は好きで人並み以上に出来ていましたが、どうにも身体が追いついてこない…。私の家庭は元々片親の生保家庭で、なんとか生活保護からは抜け出せ高校受験のためのお金は足りましたが、母は全日制高校に通わせるのは不安そうで、高校入試は受けませんでした。

そんなこんなで定時制高校に入学した私ですが、最初の2週間はとにかく通学の負担、授業のつまらなさと教室のうるささ、そして何より将来の不安からくるストレスにより毎日のようにわんわん泣いていました。

不安と憂鬱さで勉強にも手がつかない。体力だって追いついてこなくて、周りの人に顔色が悪いと毎日のように心配されてしまう始末。
そんな私にも光が差し込みました。

それは私と同じような地方の定時制高校から早稲田大学へ進学し、東大院で研究をして現在は文科省で教育に携わっている方についてのとある記事と、
生保の片親家庭から学者を志し、東京大学に進学して博士課程まで行った方のnoteでした。

幼い頃の夢を思い出しました。東京大学でされている原子力についての研究がテレビで取り上げられていて、その時の心臓の高鳴りを覚えています。私、これがやりたい。やってみたい。誰もやりたくないかもしれない。でも、私はやりたい。小学生の頃の私の将来の夢は、理学の、特に原子の研究者だったんです。

真っ黒の路頭に迷ったような気持ちでした。また前みたいに自殺未遂を繰り返して、そのうち、そのまま死んでしまいたい。そんな私でも、行けるかもしれない。違う、行く。

母親に迷惑をかけてしまうかもしれないと打ち明けても、母は嫌そうなそぶりひとつ見せず応援してくれました。
校長面談も4月の末にあったのですが、校長先生は私目線ではとても親身になって話を聞いてくださり、とても心が元気付きました。私が入学した高校の全日制は、小6の頃から志望していた進学校でしたので中3の秋は模試も受けていました。結果はB判定で、そのことと勉強の進度についてを話すとあなたならいけるよ、と言ってくださいました。

私は現在院進を考えており、コストパフォーマンスを考え大学は国立への入学を心に決めています。私の地元から一番近い国立大学は、北海道大学です。ひとまずの目標をここに見据え、勉強を進めることに決めました。

また私は3年で卒業したいため、8月と11月の高卒認定試験を受験します。そのことも考慮し、まず高校1年生時点でおおよその全教科の基礎を抑えることを第一関門に設定しました。

これから不定期でnoteを更新し、経過を報告させていただきたく思います。よろしけお願いします。

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