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邦楽やお笑い、本など好きなことについて書きます

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  • #本日のなうぷれ

    「#本日のなうぷれ」記事のまとめです。

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    好きな本についてまとめています。

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刮目せよ、路上で奏でし曲芸を。

Suspended 4thをご存知でしょうか。 愛知県発、レーベルPIZZA OF DEATHに所属をしている新進気鋭の4人組ロックバンド。略称は「サスフォー」。 私は現在、このサスフォーに非常にハマっています。この熱をなんとか伝えたい、ぜひもっと広まってほしい聴いてほしい…! というわけで、いくつかのポイントに分けてそんなサスフォーの魅力について個人的な観点ではありますがご紹介したいと思います。 ①恐ろしささえ感じる演奏力技巧派。このバンドを一言で表すならこの単語が

    • #本日のなうぷれ⑨ Mayday/w.o.d.

      今回はこちら。 Mayday/w.o.d. まさに繽紛たるロックンロール。 ギター、ベース、ドラムのスリーピースで成り立つw.o.d.。 私がこのバンドを知ったきっかけ、それは所属している軽音部で後輩部員3人がまさにこの「Mayday」をコピーしていたからです。 当時は「w.o.d.…??名前は聞いたことあるかもしれない」といった程度の認識で、楽曲は触れたことがありませんでした。しかし後輩の演奏がシンプルかつ非常にカッコよく、一目惚れならぬ一聴き惚れ。そこからどんど

      • #本日のなうぷれ ⑧ヤドカリ/CAT ATE HOTDOGS

        今回はこちら! ヤドカリ/CAT ATE HOTDOGS この楽曲の好きなところ、それはなにより2本のギターの掛け合いです。 イントロ、アウトロそれぞれにギター同士のリフがあるのですがこれが聴いていてとても気持ちが良いです。 イントロでまず「お!」と感じさせた後、アウトロでだんだんと楽器がフェードアウトしていき、その中でギター2本だけがもう一度あの掛け合いをして終わっていく。これがなんだかとてもセンチメンタルで、でも大団円だなとしみじみ感じてしまうような良さがあります

        • #本日のなうぷれ ⑦返して/cinema staff

          今回はこちら。 返して/cinema staff 世界で一番固い石とされているダイアモンド。しかしそのダイアモンドは「割れにくさ」で見ると宝石の中で一番ではなく、ルビーやサファイアと叩き合うと割れてしまうそうです。 この「返して」は、そんなダイヤモンドのような強さ、少しの儚さを持ち合わせている楽曲です。 個人的に、このような短くスパッとしているタイトルは色々なものを想起させてとても好きです。 cinema staffの楽曲はこのように強さと儚さが共存しているものが多く

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        • #本日のなうぷれ
          9本
        • 読書感想文
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          #本日のなうぷれ ⑥正攻法/SUPER BEAVER

          迷わず届く音楽。 今回はこちらの曲。 正攻法/SUPER BEAVER 愚直という言葉がこの上なく似合うバンド、SUPER BEAVER。彼らがその闘争心とレジスタンスを見せつけた楽曲。それがこの「正攻法」です。 ちなみに、「正攻法」の単語の意味は、奇計・諜略などを用いず、正面から正々堂々と攻めるやり方。 歌詞、演奏。どれをとっても、まさにこの意味を体現していると感じます。 歌詞の一部です。上段にある、「正直者は馬鹿を見る?噓つきの言葉は信じない」というフレーズ。

          #本日のなうぷれ ⑥正攻法/SUPER BEAVER

          #本日のなうぷれ ⑤漂流劇団/ズーカラデル

          今回はこちら! ズーカラデルの「漂流劇団」です。 この楽曲の特に好きな点、それは「声と歌のズルい相性」です。 フロントマンであるGt&Vo.吉田崇展さんの落ち着きを感じる優しい歌声から成る、優しくて少しあかるい歌詞。 これは特に好きな歌詞のフレーズです。嫌いな人に「あんた」と言いつつも幸せを願っているその様。それが声を介してスッと歌詞として入ってくるのがなんともたまらないです。 吉田さんの声が本当に素晴らしいなとしみじみ感じます。代表曲である「夢の恋人」のようなしん

          #本日のなうぷれ ⑤漂流劇団/ズーカラデル

          みかんが宙に舞うだけ。どうしてこんなに美しい?

          みなさんは「芥川龍之介」と聞いて、真っ先に思いつく作品はなんですか? 真っ先に思いついたのが「羅生門」という方は多いのではないでしょうか。 老婆と盗人のやりとりから善悪のせめぎあいの様が苦しいほど感じることができる、もはや国語の教科書の定番といっても差し支えないほどの作品です。 今回感想文として題材にするのはこの羅生門…ではなく、同作者の「蜜柑」という作品です。 記事タイトルの通り、この作品内では「蜜柑」が空高く舞うシーンがあります。これが1番の見どころ、読みどころな

          みかんが宙に舞うだけ。どうしてこんなに美しい?

          #本日のなうぷれ④ Run Away/[Alexandros]

          「王道」を駆けゆく名曲。 今回はこちら! [Alexandros]のRun Away です。 現在の日本のロック、いわゆる「邦ロック」が好きなら知らない方はほぼいないのではないか、というほど知名度の高いこの楽曲。 邦ロックに詳しくなくても「 [Alexandros]?"ワタリドリ"なら知ってる!」という方もいらっしゃるかもしれません。 「ワタリドリ」と「Run Away」。どちらも同じアルバムに収録されています。 そして前者に肩を並べるほど、この「Run Away」

          #本日のなうぷれ④ Run Away/[Alexandros]

          #本日のなうぷれ③ DAY DREAM BEAT/ハンブレッダーズ

          漫画にも小説にも映画にもなり得ない人生を送ってる平々凡々な人間に特攻で刺さるロックバンド。 今回のなうぷれはそんなハンブレッダーズというバンドの「DAY DREAM BEAT」です。 この楽曲ひとことで言うなら「青春」です。紛うことなき青春。ですが友人や恋人に囲まれて笑っているような、そんなキラキラとしたものではありません。 楽曲内で出てくる人物は「自分」1人だけです。【一緒に帰る友達がいなくてよかったな】【ひとり 登下校中】といったフレーズから、「自分」から成る人間関

          #本日のなうぷれ③ DAY DREAM BEAT/ハンブレッダーズ

          #本日のなうぷれ ②ESCAPADE/Official髭男dism

          今回はこちら! ESCAPADE/Official髭男dism なぜこんなにこの4人は多幸感が惜しみなく溢れ出る楽曲が作ることが出来るんでしょうか…………アルバム「ESCAPARADE」の表題曲、と見せかけて実はちょっと違う曲。 アルバム内での立ち位置も非常に良くて、115万キロのフィルム、ノーダウト…ときてからのESCAPADEです。愛を歌ったり、化かしあったり、とどの曲も核としているものは全く違うはずなのにその統一感がひしひしと伝わります。 かれこれ数年Offic

          #本日のなうぷれ ②ESCAPADE/Official髭男dism

          #本日のなうぷれ ①Blue Nude/androp

          こんにちは。 毎日とはいかなくても何かしらの文章を書きたいな~と思ったので、これから自分の好きな曲を追加したプレイリストをシャッフルし、1番目に再生された楽曲についてちょっとだけ語る記事未満の文章を書いていきたいと思います。 再生するプレイリストはこちら。音楽専門用語も全く分からないのでただただ持ち合わせている語彙だけで書いていきたいと思います。 早速ですが今回はこちら! Blue Nude/androp「美麗」。この単語に尽きる楽曲だと思います。 こういう淑やかで

          #本日のなうぷれ ①Blue Nude/androp