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自転車で日本縦断する

日本縦断へのわくわく 

初めて自転車で日本縦断するという挑戦を目の当たりにしたのは中学生のときだ。中学生の時、初めて自転車で約60キロメートルの道のりを友達と一緒に完走してから じゃあ1番遠くに行けるとしたらどこまで行けるんだろう。という幼児のような単純な発想が生まれた。とりあえずまず自分一人で行ってみようと思い、往復100キロくらいの道のりを親の自転車を借りて進んでみた。まだ行けるまだ行けると距離数は自然と増えていき、いつの間にか日帰りで往復240キロを漕げるまで距離を伸ばしていた。それが高校2年のおわりだった。そして、大学生になったら絶対寝泊まりしながら長い距離を走ってやるんだと思いつづけてついに大学生になりそして、今に至る。今ももちろん気持ちは変わっておらずいかに遠い距離を自転車で走れるかに重きを置いている。そして、次なる目標が日本縦断である。日本縦断は距離にすると約3000キロメートル。今までの距離に比べると途方もない距離である。だから、とても今わくわくしている。絶対に死んではダメだけど、このためになら死んでもいいと思えるくらいやってみたいとおもっている。

まず最初の壁は資金と体力。

まずはお金を貯めなければいけない。日本縦断の旅で必要になるお金は約20万円。この資金をどうにかして貯めたい。しかし、普通に居酒屋やマックなどのチェーン店でバイトをしても最終的には自分の時間を売っている感覚になりながら働くのがオチだ。将来的に自分がそうなりながら働く可能性もあるが、バイトが選びたい放題の今の状況でわざわざ苦痛を強いる必要は無い。そこで自分はUberEATSや出前館などの自転車で料理を配達するバイトをしてみることにした。ここ1年間ほどほぼ運動せずに受験勉強に明け暮れていたため、体力が落ち、とてもでないが3000キロ走れる体ではなくなっているのを実感していたためだ。お金のためだけではなく、自分の体力をつけるためと思うと義務感がわくわくに変わる。UberEATSの配達員をする事で最初の資金と体力の壁を乗り越えることにまず集中したいと思う。

大学生の特権

資金と体力の壁を越えたら次の壁はスケジュールだ。3000キロともなると約1ヶ月半の期間を作らなければいけない。ここで幸運にも大学生の自分には春休みと夏休みという超特大連休が2つもある。春休みでいうと約2ヶ月だ。この休みがあることで今の自分にとってスケジュール確保という問題はそう高い壁ではないが、社会人になるとこの壁が異常に高くなることはすでに分かっている。なのでこの貴重な大学生活4年間でやってみたい自分の思っていることをすべてやり尽くしたい。


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