感情の向くままがいい。
文房具屋さんってなんか好き。
ペンとかノートとか付箋とか手帳とか、
たくさんの中から迷って、迷って、自分にベストなものを選び出すのが好き♪
これかな?
こっちのほうがいいかな?
使うときもお気に入りポイントを反芻して、
一人でニヤニヤするのが好き。
だって、私にとってこれが一番良くて、それを使えることが誇らしいんだもの。
自己満足でいい♪
今日は結婚式で使うレターセットを選びに、銀座の伊東屋へ。
憧れの、花嫁から両親への手紙。
手にとって気に入った便箋を選びたくて。
普段はアマゾンを使ってしまう私だけど、今日はお店までお出かけ。
久しぶりの大型文房具店!
中に入ると、目移りしてもしたりないような光景が。
これじゃ時間がどれだけあっても足りそうにない。
フロアマップを確認して、目的の階まで駆け上がる。
消しゴムバイキングや、手帳に貼るシールの誘惑を振り切って、
たどり着いたレターセットのフロア。
でもここも宝の山のようで、目的を忘れそう。
目の前には、ガラス細工でできた万年筆。
あれは確かインクに浸すとガラスの溝に沿ってインクが上に上がっていくという魔法のようなモノ。
いつかは手にしたいと思いながら、使いどころがなさそうで踏み切れずにいる。
あっちにあるのはクラシック感満点の封蝋。
一度も使ったことはないけれど、シックな映画のワンシーンで出てきたりする、一種の憧れ。
これをさりげなく使えるような大人になったら、なんか素敵。
溶かした蝋をスタンプでギュッと押しつけるとき、どんな感触なんだろう?
蝋にもレンガ色、ネイビー、暗赤、いろんな色がある。
私が買うとしたらキラキラのゴールドかな!・・・使いどころはないけど。
こうやって目移りできるのも、通販にはない魅力だけど、
今回の目的はレターセット。
時間ももう夜になるし、と自分に言い聞かせて便箋コーナーに移動しても、
カジュアルで可愛い普段使い用、春の季節の桜柄、ちょっとした時用のミニ封筒・・・ついつい手に取ってしまう。
ようやく花嫁の手紙コーナーを見つけた。
花嫁の手紙コーナーだけでもたくさんの種類があった。
光沢があってキラキラして綺麗!と思って手に取った紙が、
びっくりするくらい高くて、慌てて棚に戻したり。
型押しは高級感があって良い。
レースの切り抜きは華やかだし、こんな時以外なかなか使う機会がないかも・・・
ラメ入りの罫線がキラキラしているのも好きだし、
ネックレス模様の便箋もかわいい。
青色の羽ペン模様はお父さんが好きそうかなぁ。
白とネイビーはフォーマルだしおしゃれだけど、
ピンクの方がテンション上がるなぁ♪
普段は形式張ったことをしない私も、
さすがに結婚式は・・・と思い、
一応、一般的な常識を調べてはみたものの、
一般的(であろうと感じる)ものとテンションが上がるものは少し違う。
悩んで、悩んで、
伊東屋からロフトまではしごした。
高級感と特別感は外さず、
あとは結局、自分のテンションが上がるものを選んだ♪
だって、お父さんとお母さんを想ったときに、
テンションが上がるものを選んだんだもの。
自信を持って「これいいでしょ」って渡せる♪
適切かどうかより、どんな表情で渡すかが大事。
感情の向くままに行動するってワガママなことじゃない。
感情が乗った時のパワーってものすごく人を惹きつける。
その感情が正しい方向に向くように普段の自分をつくっておけばいいだけ。
感情のパワーってすごいと思う。
AIには真似できない、人間のエネルギー源。
「やりたい」って思ったことには勝手に体が動いちゃって、
疲れを感じないどころか、達成感と自己満足でハイになっちゃったりして。
自己満足が、自分のためにも相手のためにもなっていたら最高!
というわけで、自信を持って便箋を選んだので、
あとは文章を書くだけ。
書きたいことはいっぱいある、悩みます。
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