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落ち込んでいる人に手を差し伸べる勇気

最近鬱になってる知人が増えてきた。
原因は人間関係だっり、仕事だったり色々。
どの人もネットで繋がった人達だから、SNSで日々しんどそうな呟きが目に入る。

どの人もいつも密に連絡を取り合うようなすっごく親しい間柄ではない。
でも、決して声がかけられないような遠い距離感ではない。
そういう時、いつも迷う。

果たして自分が声をかけてもいいのかどうか。

自分が声をかける人間としてふさわしいのか?
気遣いが却って負担になって、余計しんどくなってしまわないだろうか。
声をかけた後、しばらくの間ちゃんと向き合えるだろうか。
無責任な優しさにならないだろうか。

色んな事を考える。

今までの私は、考えた結果、声をかけずに見守る事を選んでいた。
やっぱり声をかけるのだって怖いし。
自分が声をかけた事で、相手の負担になる事がすごく怖い。

だけど、今回は勇気を出して、声をかけてみた。
声をかけたいと思ったら、とりあえずまずはやった方が良いと思ったのだ。

何故そう思ったのか?

仮に、私を入れて鬱になったその人に、手を差し伸べたいと思っている人が10人いるとする。
でも、もし10人全員が手を差し伸べるのをやめてしまったら、その人は孤立してしまう。

人によるかもしれないけど、孤独は鬱をもっと悪化させてしまうように思う。
だったら、孤立する可能性を減らす為にも、とりあえず自分が声をかけてみようと思った。

声をかけてみて、電話で話してみたり、LINEでとりあえず文章だけでやりとりをしてみた。
まだ始めたばかりだから、どこまで役に立てるかはわからない。
声がかけたのが良かったのかもよくわからない。

やっぱり負担になってるんじゃないか、なんかの拍子に傷つけてしまったりしないかって思ったりして、正直こわい。
でも、折角自分なりに踏み出したのだから、相手の様子を見ながらにはなるけど、声はかけ続けようと思う。

鬱から立ち直るルートは本当に人それぞれで、正解なんてない。
中には放っておいてほしい人だっているかもしれないし。

でも、少なくとも、アナタの事を気にかけてる人間がここにいるよって事くらいは伝えたい。
そして、それがふとした時に、ほんの、ほんの少しでもいいから、支えてになってくれたら嬉しい。

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