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『後ろ向きに前を向く』

もし、悲しいことがあったら、あなたはどうやって立ち上がりますか?
悲しいこと。例えば飼っていたペットとのお別れ、恋人とのお別れ、不合格通知、悪口、陰口。なんだっていいです。もし何か辛いことが起きた時、あなたはどうしていますか?

私は愚痴をこぼせるほど、他人をもう信用はしていないです。誰かの本心を聞くのが怖いんです。心配しているように見えて心の奥は嘲笑っているのかも知れない。そう考えるようになってから上手くコミュニケーションも取れなくなりました。

暖かい日、外に出て風を浴びるのはとても気持ちが良かったです。ポロポロ涙が溢れてその時はスッキリするのですが、部屋に入った途端現実に戻され、その冷淡さがトドメを刺してくるような気がするのです。

歌を聴くのも最近は嫌なのです。素晴らしければ素晴らしいほど自分が聴くには勿体ないと思うようになってしまいました。私とそんなに歳も変わらないような人がこんなに素晴らしい歌を書いていると思えば私なんて存在しなくても良いのではないかとも思ってしまって、心苦しいのです。

こう、誰でもないあなたに手紙を書いて、すこし肩の荷が降りたと思えば、すぐに私は一体何しているのだろうと思ってしまいます。でもそれはあなたに失礼ですよね。ごめんなさい。

この手紙を書いていると、改めて私の心の小ささを実感してしまいます。なんで私はこんな心で生きているのだろうかと悲しくなります。しかし、こんなに小さな私にはこう悩んだり悲しむ価値などないということも思い出すことができました。
今日はもう何もかも忘れて明日も0から頑張ります。

きっと我慢すればするほど、耐えれば耐えるほど、何か素晴らしい出来事が待っていると信じて。



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