フレンチを志す青年と農家。

前回記事にしたYouTube動画「生産者と飲食店、消費者を繋ぐ」の素敵な後日談があるので聞いてください。

前回の記事はコチラ↓


YouTubeで取り上げさせてもらった農家さんと後日会った時の話です。

「あの動画のおかげでアルバイトが入ったよ」

そう嬉しそうに報告がありました。

どうやら僕の動画の視聴者の方が農家さんに興味をもってアルバイトに入ったそうです。

農業も人手不足と聞いていましたし、僕の動画に反響があったことが素直に嬉しかったのですがどうやらただのアルバイトじゃないようです。

なんとフレンチ料理を志す青年がアルバイトに来たそうです。

料理の修行で本場フランスに行く予定だったのが新型コロナウイルスの影響で渡仏が中止になってしまい、代わりに国内の東京に修行に行こうとしたのも中止に。

そんな時に僕の動画を見て農業を学びたいと直接農家さんに連絡したそうです。

なんと志しの高い青年なんでしょう。

将来、地産地消にこだわったお店を出したいので農家でアルバイトしようなんて恥ずかしながら僕が若いころは思えなかった。

しかも地元の知多市で出店したいと。(知多市とは愛知県の名古屋市の隣の隣にある市)

このご時世、お世辞にも栄えていると言えないローカルな土地で本格フレンチを学んで独立したい。素晴らしいですよね。

コロナウイルスで当初の予定も狂い、先の見えない長いトンネルに入ってしまった飲食業界でこんなに前向きな青年がいることに感動しました。

五年、十年後、いつになるか分かりませんが青年が地元に帰ってきたときにやっぱりこの土地で飲食店をやりたいと思えるような街作りを現役の僕たちが作っていかなければいけないと使命感も生まれました。

まずは僕の作った動画で人が動いたこと、きっかけになったこと、農家さんからも動画のおかげ、出てよかった。と思ってもらえたこと。

凄く嬉しくて今後の活力になりました。

そして夢をもって前に向かってる青年に感動。

必ず夢は叶います。

なぜなら僕の夢も地元でお店を出すことだったから。

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