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近況報告:苦手な外に出て働くということをしている

さて、最近、note投稿の間隔が開いてきている。

私にしては珍しく、久しぶりに、外に出て、働いてるからだ。毎日、定時に起きて、同じ場所に行くとか、同じ人たちと顔を週5日合わせて、8時間過ごすのが苦手な私だし、美術創作が好きなので、そっちと、好きな文章でも書いて暮らしたい。けれど、それでは、金銭的に詰まる。結果、『もう、なんでも良いから仕事行くー』となった次第である。

頑張って、仕事探したけれど、安定したものは、今のところ見つからず、とりあえずと言おうか、知人が教えてくれた派遣教師として働き始めた。派遣教師システムというのは、多分、日本では、まだないだろう。よくわかるように、説明するとなると、かなり長くなるので、ざっくり言うと、産休とか、病欠とか、あるいは予算の都合で、一定期間、欠員している教師を、外の会社に依頼して、派遣してもらうシステムである。学校は、当日の朝、システムに入れて、1時間か2時間で、代理教師に出勤してもらえる。1日から、数ヶ月まで、都合に合わせて教師を調達できて、いらなくなれば、キャンセルもできると思われる。

今まで派遣された学校の中には、10人くらい、毎日頼んでる学校もある。

会社の従業員として登録している教師(教員免許は必要ないが、何か教室で教えた経験が必要)は、アプリを見て、派遣先を決定する。ただ、それほど仕事の数はないので、自由に選べるわけでもない。その日の派遣先が決まってない場合は、オンコール登録して、朝の6時にスタンバイして待つように言われる。

仕事を受けたら、7時半とか、8時に、行ったこともない場所にある学校に着いて、8時半か9時には、始めて会う子供達に授業をする。こちらは、1クラスに2人の先生を置くことが多いが、完全1人で教える場合もある。行くまで、何年生なのか、何の教科なのか、わからない場合が多い。

日本では、ちょっと考えられないかもしれない。

さて、なぜ、このようなシステムが必要なのかというと、一つには、私の住んでいるニューヨーク州では、学校が、子供を教室で自習させることは、許されてないからだ。授業中、テスト中、休憩、食事の時間でも、必ず、教師かスタッフが、一緒にいなければいけない。高校は知らないが、幼稚園、小中学校で、子供が、子供だけでいることは、1分たりともない。トイレに行くのも、教師の許可がいる。

生徒の立場からすると、トイレに向かって歩く時、廊下に誰もいない場合(稀)と、トイレの中が、唯一、大人なしの時間となる。

なので、教師が休む場合、必ず補充する必要がある。現在、100%公立の学校は、システム内で常に補充できるだけの数の教師を雇っているのだろう。私が働いているのは、部分公立みたいな学校になる。この部分公立の学校は、チャーターと呼ばれており、新しいものが多い。

今日は金曜日だったので、この派遣教師の仕事の3週目が、終了したことになる。この3週間、幼稚園から中学校の教室に入って、授業や教師の補佐を行なった。先週から、1つの学校に行っていて、4月の中旬までの予定だ。

で、どうかというと:

まず、お金のためにしている仕事なので、やはり、基本、辛い。自分の時間が少なくなるし、疲れるので、創作時間も、創作に向かうエネルギーも枯渇する。

ただ、今までしたどんな仕事も、みんなそうだけれど、お金をもらわないと行かない所に、出かけていくので、社会見学と社会勉強になるのは、間違いない。

特に、子供というのは、大人の縮図、鏡だし、学校は、社会の縮図である。日々、本当に、多くのことを、学んでいる。

具体的に書ける内容は限られるので、今している経験については、抽象的に、別な形で、未来に発信することになるだろう。


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