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『AI』って、何? 

少し前、グーグル社でAIの開発をしていた、『AIのゴッドファーダー』と言われているヒントン氏が、AIの危機を訴えるために、退社したというニュースがあった。

開発に関わったことを、後悔しているような報道もあり、原爆の開発に関わった、オッペンハイマー博士が、後程、後悔していると発言した話を、思い出した。

また、ツィッター社のイーロン・マスクなどが、ジェネラルAIの開発を、6ヶ月止めようと言う意見書を公開したというニュースもあった。

『AIが人類を滅ぼす可能性』があったり、あるいは、『AIは、人類とって危険である。』らしい。そして、この際、問題になっているのは、『シンギュラリティー』と言う事象のようだ。

ただ、アレキサンドロス・マリノス(Alexandros Marinos, @alexandrosM) が、「権威のある人たちが、揃って、〇〇は危険だと言い始めたら、警戒して、検証するべき。」と言っており、それは、一理あると思う。マリノス氏は、独立系の哲学者と、ツィッターのプロフィールにある。

さて、私のようなAIというものの存在について、突然気がついた人間は、いまだに、「AIって何?」と言う、とても基本的な疑問が解決していない。

で、調べてみた。

今の世の中、「AIって何」という質問は、AIにする事になる。検索すれば、AIが、答えを教えてくれることになるからだ。

AIの定義を調べる

どのようなものでも、広く用いられている言葉を、定義するのは、結構、難しい。その例にもれず、AI (Artificial Intelligence )、『人工知能』)とは何かと、調べてみると、色々出てきて、まとめるのが容易ではない。それで、この記事書くのに、とても時間がかかってしまった。永久に、まとめられないままでも困るので、とりあえず、ざっくり、自分なりに定義する。

人工知能とは、人間が持っている知能と関連している能力を、人工的に機械が実行する能力のこと。この例としては、『知覚する』、『学習する』、『理論的に考える』、『問題を解決する』、『創造する』などがある。

例えば、私は、赤い塊で、表面がスベスベしている物体を、スーパーマーケットで見かけると、それを、リンゴだったり、トマトだったり、唐辛子だったりと、見分けることができる。これは、『知覚』、経験からの『学習』=『理論的に考える』などの産物である。さらに、私は、その物体が、『リンゴ』と日本語で言われていて、英語では、『apple』であることを知っている。これも『学習』の成果である。で、さらに、色鉛筆を渡されたら、これを描く練習もできる。それで、練習すれば、最初は描けないくても、だんだん描けるようになる。

私たちは、こんな感じの知的活動を、無意識で、難なく、毎日、色々なところでしているけれど、どれ一つとっても、かなり複雑だし、一連の活動は、単純に見えて、とても洗練されている。ペットの柴犬は、何度、スーパーマーケットに入っても(アメリカは、買い物中ペット連れている人が多い)、情報を人間と同じようには処理していないし、できるようにもならない。

これらの行動には、『言語能力』が重要なのだが、犬には、人間の言語能力はないので、「お座り」ぐらいは、わかるかもしれないけれど、「リンゴ」などと発語することは、だいたいにおいて、ない。

機械が、リンゴを見て、その物体を『リンゴ』だと認識して、さらに『林檎』と漢字に変換することができて、『apple』に翻訳できて、どんな味かを味わうことが出来るとか、味わえなくても、味を言語で説明できたり、どのように、トマトと違うか知っていたり、リンゴの種類を知っていたり、どこで採れるか知ってたり、リンゴの絵を色鉛筆で描いたり、それを油絵にしたりできるようになる。そして、こう言ったことを、複数、大量の物体について、同時に、短時間に処理していける。

もちろん、今の、人工知能は、もっともっと複雑なことが出来ると思うが、これだけ出来るだけでも、たいしたもんだ。

また、人間は、一人が一度に処理できる量に限界があるけれど、AIは、人間より大量の情報を、短時間で処理できるようである。

このように、人間の知能活動を機械がするようになって、人間が処理できない量の情報を、すごい速度で処理する。その能力を、『人工知能』と呼ぶのである。なお、ロボットを、人工知能と呼んだりするけれど、ロボットは、人工知能を搭載した、機械のことである。

最後に:

この記事は、私なりに、AIを定義したものであり、間違っている、あるいは外れている可能性もあります。



この記事書くのに、参考にした記事。

https://www.mckinsey.com/featured-insights/mckinsey-explainers/what-is-ai




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