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朝はギリまで寝てたい派の朝活

朝ごはんを食べる習慣がない。

旅館に泊まった朝も、みんながご飯を食べている間は一人で部屋で待っている。理解ある人は放っておいてくれるが、朝食会場に連れ出されて何も食べずに席に座っている時間の気まずさったらない。
朝がかなーり弱いこともあって、子供のころから朝は食べない生活がもう20年は続いている。

先日早朝から仕事があり、次の仕事まで時間ができた。距離的に職場に戻れないし、暇つぶしを探して駅付近をうろうろ彷徨う。

平日7時前だが、地方都市ということもあり人がいない。
パン屋で昼ご飯でも買っておこうと地図を見ながら歩いていると、朝ごはんの店と書かれた看板を見つけた。
時間もあるし、座りたい気持ちが強かったので、ふらりと店に入ってみた。




居心地よさそうな店内で、女性が一人で切り盛りしているようだった。音楽もちょうどいい音量で、一人で入ってもよさそう。まずは安心。
小さな店内には、すでに2名ほど客がいて、朝ごはんセットのようなものを食べている。
その場で注文を取るスタイルで、飲み物だけで座れる雰囲気ではなかったため、食べられそうな卵かけご飯のセットをお願いした。

窓際の席に座ると、少しづつ駅へ向かう人も増えてきた。早朝に仕事したからか、少しだけ優越感に浸る。



満タンの卵かけご飯が登場。
ファーストフードとは違う、いろんな意味で温かい朝食。
具がたくさん載っていて綺麗でおいしそうだが、すき焼きもついてて、朝食初心者の胃がざわつく。

卵かけごはんってたくあん合うんだ。すきやきも薄味でおいしい。人が作ったご飯って感じがして、余計美味しかった。

朝食初心者の胃袋はこの量で満タン。
この優越感と多幸感が朝活ってやつなんだ。
たくさん寝たときの罪悪感とこの世の終わり感とは違うな。

▼ナンバー7エンド 早起きは三文より徳


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