100均のシリコンカヌレ型で見つけた落とし穴
見かけたら絶対に買ってしまうもの、カヌレ。
カヌレが好きっていうと、高確率で何それって言われてたけど、最近コンビニでも売ってるのを見て、ひそかにブームが来ているのではないかと思っている。
でもコンビニで売ってるカヌレじゃ満足できない。
私が好きなカヌレは、口の中をケガするくらいかっっっっったいカヌレ。
内側のモチモチした空間も、外がかっっっっったいことでおいしさが倍増する気がする。
そんなフランス生まれのかってぇカヌレを作れる女になりたいと思い、100均のシリコンでできたカヌレ型で焼いてみた。
カヌレの生地はサラッサラでほぼ牛乳である。 生地を冷蔵庫で12時間~1日ほど寝かせることで、不思議なことに「ギリ固まるかな」ぐらいのトロみがかった生地になる。 それを200度を超える高火力で1時間ほど焼くのだ。
といっても、家庭用オーブンの最高温度は200度くらいで火力が足りない。 まあ様子見しながら焼けばいいかという気持ちで、とりあえず200度で1時間焼いてみた。
1時間だけでは焼けてはいるけど、カヌレらしい黒糖みたいな色には程遠かったので、さらに40分焼いてみた。
最終的には型から出して、30分ほど焼いてみたが、これ以上焼いても思うようにはいかない気がしたので辞めた。
ここでAmazonで調べたときに金型でできていたことを思い出し、シリコン型の限界を知る。熱伝導率が圧倒的に低いのである。
レシピを変えても結果は恐らく変わらない。 改善すべきは型。完璧なかっっっっったいカヌレを作るには。 とはいえ、できたカヌレは外はカリ、中は空洞多めのもちもちだったので、もうカヌレを攻略したといってもいいだろう。
ゆっくり時間をかけて食べようと思っていたのに、翌日には16個のカヌレは消失していた。恐るべし。
▼ナンバー6エンド 完璧で究極のカヌレ
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