現代の魔法使い 落合陽一さん
科学とアートを融合した現代の魔法使い。落合陽一さんをご存知でしょうか。
87年生まれの現在28歳なのですが、その経歴が凄い。
開成高校→筑波大学→東大大学院→筑波大助教←イマココ
しかも六本木育ちだそうですよ。私、そんな人初めて聞きましたよ。
東京大学大学院を飛び級で修了し、現在筑波大の助教です。国内外で数々の賞を受賞しており、世界的に注目の日本人。テレビのコメンテーターとしても活躍されているのでご存知の方多いかもしれないですね。
とてつもなく頭の良い方という事は経歴から一目瞭然なのですが、彼のユニークなところはアートと融合しているところ。
メディアアーティストの肩書も持っているのですが、その発想が凄いんです。
「触れる光を創る」
その発想は無かった・・・。
結果作っちゃったんですね、熱を伝えないプラズマを作り出すことで触れる光を作りました。
空気分子を光らせる研究はこれまでもあったようですが、触っても安全性が高いものを作りました。
彼の言葉を引用すると「触るとカツンとくる感じがある」そうです。
今は更に次の段階を進めており、「固い」「柔らかい」などの更なる触覚表現を目指しているそうです。
他にもシャボン玉をスクリーンに見立てて映像を映したりと、新たなメディアを生み出しています。
頭の良い人=頭が固い
と思われがちですが、逆なんですね。めちゃくちゃ柔軟で、「光は触れない」という先入観を崩す事で新たなものを生み出しています。
「シャボン玉」というアナログを使う点も、柔軟で芸術的感性の高さが窺えます。
こういった技術が一般に降りてくるのはまだまだ先の話だと思いますが、音楽業界に降りるのは早いのではないかと思っています。
アーティストのライブパフォーマンスでどんどん取り入れられる日がくると期待しています。
ドローンをいち早くライブに取り入れたり、プロジェクションマッピングを演出に使用しているアーティストは日本にもいます。
音楽業界は先端技術を取り入れるのが他より早い。
加えて、落合さんのエンタメ性は音楽との相性も良さそうです。
「CDが売れない」と音楽業界は嘆いているようですが、ライブパフォーマンスにおいてはどんどん面白くなりそうですね。
ということで、今回のおススメジャパンクリエイターは落合陽一さんでした!
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