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映画プロデューサーさんに聞いた話

映画プロデューサーと言えばどんなイメージがありますか?

ふんぞり返ってる?
役者さんをこき使う?
上にはペコペコ?

私はそもそも映画のPさんて何するのか全く知りませんでした。

私の属するWEB業界にもプロデューサー職はありますが、映画のそれとは違うだろうし。

テレビのプロデューサーさんはふんぞり返ってるイメージ。多分バラエティ番組の影響で。変な業界用語とかね。実際使ってる人はいないんだろうけども。

話を戻して…。
映画のPさんて何をするんだろう?って事から、製作秘話などを聴いてきました。

テレビも映画も経験のある超ベテランPさんでしたが、とても気さくで腰の低い方でした。

映画業界の現状からシビアな話、俳優さんとの裏話など貴重な話のオンパレード。

業界は違えど、とても刺激を頂きました。

特に印象に残っているのが、チームをまとめる意識。

「プロデューサーに必要なスキル」として幾つか挙げていたのですが、その1つに法知識がありました。

海外で仕事をすると、日本人とは感覚が違う事が多々あるそうです。

そんな中で「僕はスタッフを守らないといけない」とおっしゃっていました。著作権とかね。

チームで創るという意識が高くて、メンバーを大切にしている方だなぁと発言の節々で感じられました。

数字が取れなかったら、現場で怒鳴り散らすPさんもいたそうです。「お前らのせいだ…!!」と。

そういう人を反面教師にしたそうです。

映画業界の話を聞いていると、自分の環境は恵まれいる反面、ぬるいなとも感じました。

制作に対する熱量が違う。絶対に事故を起こしちゃいけないというリスク管理の高さも勉強になりました。

また俳優さんについても
「岡田(准一)くんに”Pさんの作品だと〇〇が好きです”って言われて〜」というエピソードトークがありました。

おそらく、岡田さんは担当Pさんの作品に当たり前に目を通しているんだろうと感じました。

当たり前にできる人と出来ない人で差が出るんじゃないかな。

あと、監督とカメラマンの相性も大事。若い監督にはベテランカメラマンが良いとか。そういった事も考えながらメンバーを集めるそうです。
映画Pさんて大変なんだなぁ、、、。

イベントが終了すると、私は予定があったので早々に会場を出ようとしました。
運営スタッフさんにアンケートを渡し、ご挨拶していると、

「大した話が出来ずにすいません。今後ともよろしくお願いします。」とPさんが深々と頭を下げて下さいました。

えっ…!そんな!と言うか私から挨拶すべきところをお恥ずかしい、、、。

私に出来る事と言えば、作品を見る事。伝える事。

と言う事で、
2017年5月公開予定。岡田准一さん主演の「追憶」ご期待ください。

そうです宣伝です(`・ω・´)

#映画 #プロデューサー #岡田准一 #コラム




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