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35年以上生きてきて、英語がはじめておもしろいと思えた日

「今まで生きてきてはじめて、英語がおもしろいと思ったわ」

そう私が言ったところ、夫が驚いた。

「まじで? 学生の時、一度もおもしろいと思わなかったの?!」

語学堪能で、趣味も語学学習という夫。
私をバカにするわけでもなく、本気で驚いているのが表情から見て取れる。

そりゃね、私だって「英語ってけっこうおもしろいね!きゃはっ」とか言ったことはあるさ。英語以外の科目もそうさ。てかたぶん、私だけじゃないさ。似たような人いっぱいいると思う。

「おもしろいね!」

でもね、それが趣味にするほどおもしろいか、学校がなくても積極的にやりたいことなのかっていったらどうだ。はい、やりたいと思いませんね。

学生時代の「勉強っておもしろいね!」は、就活生の「御社のために働きたい!」と似たようなものなんじゃないかなと思うよ。

だましだまし、鼓舞し鼓舞し。

自分をポジティブに盛り上げて、その時期を乗り切ろうとする対処法。

本当に「おもしろい」とか「やりたい」とか思った時、はじめてそれまでの「おもしろいね!」が、あーーーそうでもなかったわってわかる。

自分をだましたやる気って、続かない。
すくなくとも私は本当に、まったく続かない。(新卒での就職活動は途中で辞めて、その後中途採用で制作会社に入りました)

英語をおもしろいな~と思えた理由はだいたいわかる。
語彙が増えたから。語彙が増えて、表現や翻訳の味わいが出てきたからだ。これなら趣味にできる。それくらい、おもしろいと思えた。

そんな感じで、たまーにBBC眺めてます。
英語がおもしろいと思える日が来るとはね~。意外だったな。

べつに何を目的としているわけでもないので、個人的な楽しみとか気分転換のネタが増えたなぁと思う。

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