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京都移住と起業

皆さんこんにちは。

いつもは、りえが記事を書いているのですが、今回は私(かず)が書かせて頂きたいと思います。

内容は私の夢であった「移住と起業」についてです。

私たち「いろどりあつめ」は、2020年6月からsnsで作品を投稿、2023年3月に「一般社団法人いろどりあつめ」を京都市に設立。
手作り絵本教室の運営や展示会主催、不登校の社会課題にも取り組んでおります。

本当に多くの方々のお力添えのおかげで、来月にはビジネスコンテストのセミファイナル、京都中ロータリークラブでのスピーチ依頼を頂き、私たちの事業が少しずつ前に進んでいるのを感じます。

今は絵本や創作活動に関する事業をしていますが、最初はそうではありませんでした。

2つの夢


私は生まれも育ちも福岡県。京都に移住するまでは福岡県で理学療法士として働いていました。

絵を描くのは趣味で、気が向いたらたまに描く程度でした。

そんな私には2つの夢がありました。

一つ目は京都に移住すること

二つ目は起業すること

移住に関しては、初めて京都に訪れて以来、ずっと京都に魅せられ「いつか京都で暮らしたい」と思い続けていました。
しかし、家族や友人、職場がある地元を離れるのは簡単ではありません。もちろん故郷である福岡が好きだという気持ちもありました。


起業に関しても、いつか「自分で事業を行いたい」とずっと思っていましたがなかなか行動に移せずにいました。

行動に移せずにいた理由として、「起業するにはもっと勉強が必要」「まだまだ経験が必要」等々…
自分に都合の良い言い訳をしてやらない理由を探していたように思います。

さらに「やめた方がいい」という友人、職場の同僚、家族の声…。

気がつけば30代後半になっていました。

「このままではいけない」

私は新幹線で真夏の京都に向かいました。

その時、京都は祇園祭の真っ最中。宵山で大勢の人たちで賑わう京都市下京区へ。

伝統的な鉾が輝いていて、街中のエネルギーが集まったこの場所で私は決心しました。

「移住も起業もここで叶えよう!」

そこからの行動はとても早かったです。
京都に来ていきなり起業せず、まずは正社員として働き、副業から始めようと思いました。
京都に住むのも初めて、自分で事業をするのも初めて、さすがにいきなり起業はリスクが高すぎると思ったからです。

ハローワークで社員寮がある職場を見つけ、数ヶ月後にはバッグひとつで京都にやって来ました。

知り合いも1人か2人しかいない、家族もいない、「ここからは自分ひとりの力で開拓していかないといけない!」そう思うと力がみなぎってきました。

京都での最初の職場と住む場所は、京都市右京区でした。
京都というと祇園祭で賑わう下京区のイメージと憧れが強かったのですが、あえて導かれるままに右京区での生活をスタート。

理学療法士の正社員として働き、副業に向け準備を始めました。
当時の私の目標は、理学療法士とスポーツ経験を活かしたパーソナルトレーニング&整体事業でした。

まさか、数年後に絵本や、絵の仕事をすることになるとはこの時は夢にも思っていませんでした。

#2へつづく



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