セルフ傾聴がやりにくい人
傾聴は人の話を聴くことではあるけれど、人の話を聴きたいのであれば、まずは自分の心の声を聴く「セルフ傾聴」が大切になってきます。
その「セルフ傾聴」がやりにくい人がいるのです。
あなたはいかがですか?
自分の気持ち、ちゃんと自分に聴いていますか?
セルフ傾聴がやりにくい原因は
今まで周りを優先して生きて来た人は、自分の心の声を聴く「セルフ傾聴」がとてもやりにくいのです。
それは、自分の気持ちより、人の気持ちを優先して生きて来たから。
周りに気を遣い、相手を怒らせないように、相手が笑顔でいられるように、人の気持ちを考えてしまうのが何よりも先。
とても優しい人が多いのも事実です。
実は子どもの頃からやってました
最近お話を聴いていて「自分の気持ちが何かわからない」とか「自分の気持ちを伝えるのが怖い」などとおっしゃる方がいます。
そのようなお話をされる方の幼少期を聴いてみると…みなさん共通点があるのです。
それは、家族に気を遣い、家族が望む自分になり生きてきたこと。
大人になった今も、つい周りを優先してしまうというのは、子どもの頃の家族の影響がとても大きいように思います。
ずっとそれで生きてきたから
自分の気持ちより、周りを父親を母親を兄弟姉妹を優先して生きてきたから、そりゃあ自分の気持ちのまま生きるのは怖いでしょう。
やったことがほとんど無いことですから。
だけど、そんな方々が傾聴に出会い、自分の心の声をちゃんと聴きながら、「セルフ傾聴」をしながら生きていこうとされるのです。
「そんな考え今までなかった」と言いながら。
気付いた今がチャンスです
私の執筆しているnoteに出会われた方も「セルフ傾聴」をやって来なかったという方がいらっしゃるかも知れません。
人の話を傾聴したいのであれば、まず自分の心の声の傾聴から始めてみてください。
具体的には、何を食べたい?何を飲みたい?のような小さなことからでもいいのです。
試しに、自分の気持ちを聴いてみてください。
「今何を感じているのかなぁ」と。
長年やって来たことは、すぐには変わりませんが、ひとつひとつやってみて、出来た自分をちゃんとほめてあげてくださいね。
まとめ
セルフ傾聴がやりにくい人は、幼少期から家族の気持ちを優先、周りの人の気持ちを優先で生きてきた方が多いです。
長年やって来たことは、すぐには変わりませんが、意識することで少しずつ変わってきます。
言い切れるのは、私が実際そうだったから。
今はずいぶんと「セルフ傾聴」がうまくなっています。
そしてなによりも、とても楽に生きられるようになっています。
あなたがあなたでいられますように。
「あなたがあなたでいること、私が私でいること」をサポートするための活動に使わせていただきます。 自分を大切にする傾聴を全国に広めていきたいです。