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自分を信頼することで伝わっていく

あなたは自分自身を信頼していますか?
傾聴でお話を聴かせていただく中で、自分のことを責めたり、自分はダメだと卑下したり、とても自分に厳しく接している方が多いと感じられます。
私自身もまだまだ自分を責めることもありますが、自分を信頼することに戻れる時間が早くなった気がしています。
自分自身を信頼できるようになった経験が傾聴をお伝えすることに役立っています。

傾聴の姿勢をモデリングしている先生

何度かnoteの中でも書いていますが、私が今傾聴の勉強を続けさせていただいている先生に、傾聴40年の平井智子先生がいます。
(大師匠と私が勝手に書いている方です)

平井先生の傾聴の姿勢が大好きで、私は平井先生のように聴けるようになりたいと思い、今も学ばせていただいています。

毎月個人セッションでお話を聴いていただく時間を設けていただいているのですが、そのひとことひとことが心にしみています…

迷っていた2年前

「ある全くご縁のなかったところから、ホームページを観て講座を受けていただいた後に、傾聴の研修のお仕事のご依頼をいただきました」
と平井先生に報告をしました。
すると2年前に私が先生に相談したことを話し出されました。

2年前、私はある資格を取ろうかどうかを迷っていました。
資格取得のための講座を受けようか…と。
それを先生に相談したのです。

その時に先生から問いかけがあったのが

「資格を求める人の中で仕事をするのと、自分の人間性をわかってくれる人の中で仕事をするのと、あなたはどっちで仕事をしたいの?」

ということでした。

「私は迷わず資格じゃないです。私という人間性をわかってくれる人と仕事がしたいです」と答えていました。

「2年前迷わずそう答えていたよね。気持ちを大切にする村尾さんは資格よりハートだと感じたので、そっちを磨いて来たんですよ」

というお話しがありハッとしました。

資格の勉強で磨く方もいれば、私はこの2年間ハートを磨いて来たんだ!と。だから自分を信頼できるようになって来たんだと。

私と同じものを大切にされている方々

今回いただけたお仕事は、ご受講いただいた方ご自身がとても気持ちを大切にされている方でした。

思い返してみると私から傾聴を学んでくださる方々は、やはり気持ちを大切にしているし、自分を大切にすることに真摯に向き合っていらっしゃる方ばかり。

「私自身が何を大切にしているか」

大切にするものはそれぞれ違っていていいのですが、やはり自分に似た感性を持っている方々とのご縁が深まっている気がしています。

振り返ると

確かにこの2年間はセルフ傾聴をしながら、自分に誠実に、自分の気持ちを大切に、それを中心に生きて来た気がします。
「私が私でいること あなたがあなたでいること」を中心において。

だから、自分をだんだんと信頼できるようになって来た感覚がありますし、
気持ちの揺れることは多々ありますが、自分の中心に戻るのが早くなっています。

以前の私とはすごく変化している私がいます

その変化を体感しているからこそ、私が伝えることで伝わっていく
自分を信頼できるようになった体験があるからこそ
今、自分のことを信頼できていないお客様であっても、お客様自らの力で変わっていけることを信頼できる

それには傾聴でお話を聴かせていただくことがとても効果がある。

これは、私自身が先生にやっていただいてきたことです。
これも、体感しているから伝えることができるのですね。

まとめ

私が私でいることが出来なかった過去、自分を信頼することが出来なかった過去があるから、資格を取得して「私はコレです」と言いたかったのかもしれません。
だけど、2年前に資格取得を選ばなかったからこそ、私は型ではなく気持ちを大切にすることを磨いて来たんだと感じました。
それが自分への信頼に繋がっている。
自分を信頼できるようになると、生きるのがとても楽になりました。

そして、私が関わりたい方々は、やはり私と同じような感性をもってくれている方々です。
そんな中に居ることが一番心地いい。


「あなたがあなたでいること、私が私でいること」をサポートするための活動に使わせていただきます。 自分を大切にする傾聴を全国に広めていきたいです。