傾聴と一般的な会話の切り替えは一瞬です!
自分が目の前の人とどう関わりたいか
傾聴したいのか、一般的な会話で関わりたいのか。
それは、ご自身で決めてください。
この切り替えをどのようにしているか。
私が一瞬にして切り替えている方法をお伝えします。
いつも傾聴しているわけではないんです
私はお仕事として、傾聴をお伝えする講師や、お客様のお話を傾聴するということをやっています。
だからと言って、年がら年中いつも相手の話を傾聴で聴いているわけではありません。
息子にはあーだこーだ言いたくなるし。
夫にも私はこう思う!を言えるようになったから言うし。
だけど、夫や息子や友人が悩んでいる時など、自分がこの人の話をちゃんと傾聴したい!この人に寄りそいたい!支えたい!
と思った時にはいきなり一般的な会話をしていても、傾聴に切り替えて聴き出します。
私の傾聴スイッチ!
私の中には、傾聴と一般的な会話を切り替えるスイッチがあるんですね。
自分でスイッチを作っているのです。
と言っても、物理的にスイッチがあるわけではありません。
スイッチというより私の場合は傾聴と一般的な会話を切り替えるレバーなんです。
テレビ番組の「深イイ話」をご存じでしょうか。
あのレバーみたいなもの。
レバーは普段下がっていて、それが一般的な会話の状態。
それを上に上げた瞬間から傾聴スイッチがONになります。
そのレバーを上げたり下げたりを一瞬にしてやっている感覚です。
あなたのスイッチを作ってみてください
傾聴と一般的な会話の使い分けをするには、あなたの中に傾聴スイッチをもっていただくことをおススメします。
講座の中でも「あなたの傾聴スイッチはどんなスイッチにしますか?」と質問する時があります。
例えばこんな風に答えてくださる方がいます。
「赤いボタンと青いボタンがあって、赤が傾聴、青が一般的な会話」
「昔ながらのひもをひっぱる蛍光灯みたいなもの。電気がついたら傾聴、消えている時が一般的な会話」
などなど、それぞれのイメージしやすいもので色々あります。
あなたがしっくりくるスイッチを自分の中に用意してみてください。
会話の途中でもスイッチONできます
私はよく息子との会話の中で、急に傾聴スイッチをONにすることがありま
す。
始めは何気ない会話をしていて、一般的な会話で「それは違うんじゃないのー」なんて私の意見を言っているんですね。
そうしたら、息子が急に「う~ん…」なんて考え出したり…
そんな時にはすかさず傾聴スイッチON!
傾聴で聴き出します。
このスイッチはセルフ傾聴にも使えます
過去の記事で何度か、「自分の心の声を聴ける人が、他人のお話をちゃんと聴ける人」というお話をしたと思います。
例えばこの記事。
私は自分の心の声を今はすごく聴くようになりました。
「セルフ傾聴」をしています。
しっかり傾聴スイッチをONにして。
あんなことがあって私はどう思ったの?
私は本当にそれをやりたいの?
私は本当にそこに行きたいの?
私は本当にあの人に会いたいの?
私は何を食べたい?
私は何を飲みたい?
細かいことを言うとキリがないくらい、自分の心の声を聴いています。
もはや趣味ですね(笑)
出来る限り自分の心の声を聴き、出来る限りそのように動く。
いつも自分で自分を満たしている感覚です。
だから、穏やかでいられるし、腹が立つことも少なくなっています。
(もちろん腹が立つこともありますけどね!)
まとめ
傾聴と一般的な会話を切り替えるスイッチを自分の中にもってください。
それはどんなスイッチでもかまいません。
自分がしっくりくるスイッチを用意してください。
目の前の人に傾聴で関わりたい!と思ったら、そのスイッチをONにしてみてください。
もちろん自分の心の声を聴いて、傾聴したい!と思ったらが前提になります。
「あなたがあなたでいること、私が私でいること」をサポートするための活動に使わせていただきます。 自分を大切にする傾聴を全国に広めていきたいです。