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自分の体験を『物語』として言葉にするために大切なこと

こんにちは。はじめまして。
言語化で行動できる自分に🙌イロドリです。
このnoteに来ていただいて
ありがとうございます♪

今回は言葉のチカラを使うために必要なことをお伝えします。
ポイントは「全身で感じること」です。どういう意味でしょうか?



言葉で何かを伝える時『物語』を伝えると、より相手の心に響くと言われています。

そして、物語という言葉には2つの側面があります。
ストーリー:物語の筋書きや内容
ナラティブ:誰かの視点に基づいて紡がれる語り

その中でも特にナラティブには聞いている人に共感を起こします
感情を揺さぶり、応援してもらったり、感動したり、時には相手の行動を変えるチカラも持っています。

私が書家のオーダー作詩を行う際はこのナラティブを大切にしていました。
(ナラティブという概念を知らないでいたので、この概念が言語化されていると知ったときには驚きました)

ナラティブなことばを紡ぐのに大切なのは
全身で感じること、感じたことを余すことなく言葉で表現することです。

草原を撫ぜる大陸からの… 木村節巴による書


例えば、カフェでコーヒーを飲んでいるシーンを思い浮かべると

▷その席から何が見える?
外の天気が見える?晴れ?雨?明るさは?昼?夜?店員の忙しそうな姿?コーヒーを淹れる真剣な表情?楽しそうな人がいる?悲しそうな人がいる?一生懸命勉強している人がいる?

そのコーヒーの温度はどのくらい?
カップからじんわり伝わる熱さ、指が冷えているとより熱さを感じたり、飲んでお腹が暖かくなるのを感じるか。それともアイスコーヒーだったら喉を通る冷たさを感じたか、グラスを伝う水滴を触ったか。

カフェではどんな音がする?
BGMではどんな音楽が流れている?ボサノバ?ジャズ?カントリー?なんの楽器の音がする?店員と客のやりとりなど周りの会話は聞こえる?コーヒーメーカーの抽出音が聞こえるかも。

▷どんな気持ちで今、過ごしている?

やっと一息つける午後?朝、自分時間を楽しんでこれから読書や手帳時間を過ごそうとしている、ワクワクした気持ち?コーヒーを楽しみにしていた?気持ちをリフレッシュさせるために飲んでいる?

カフェのひと時にも色んなナラティブはある

あるひとシーンを切り取っても、こんなにもナラティブな要素は潜んでいます。これをひとつひとつキャッチするか、感じずに過ごしてしまうかで
ことばの広がりが変わります。

あなたの身体が今、感じていることをことばにしてみてください。
あなたにしか表現できない言葉に変わります。




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