優秀な人材の恐ろしさ

わが社は1月が昇給月。
「自分の昇給額に納得ができない!」
そう文句を言う職員が必ず出てくる。

介護の世界はどこも人手不足。
ちょっと『退職』をチラつかせば、昇給してもらえる。
言ったモン勝ちだ。

だけどね、社長。
ホントに怖いのは、不平不満を言わない職員なのだよ。

不平不満をすぐ口にする人ほど、実際は大したことはない。
優秀な人ほど何も言わない。

なぜなら、

優秀な彼らは、会社に評価される立場ではなく、会社を評価する立場にあるから

彼らは自分がどこに行っても通用することを知っている。

「あぁ、この会社は人を見る目がない(正しく評価することができない)、その程度の会社なんだな」

そう会社を評価したら、ある日突然、何も言わずに退職してしまう。

こうして、優秀な人材は会社を去っていき、大した能力もないのに、高給取りになった(言葉は悪いが)『老害』が居座り続けることになる。

そんなに社歴が重要だろうか?

確かに長年、会社に貢献してきたことについては、評価すべきだと思う。

だが、日本の人口が減り、労働力が不足していく中、いかに優秀な人材を集め、少数精鋭でやっていくかが、今後は最も重要になっていくのではないだろうか。

優秀な人材は恐ろしい

だが味方につければ、これ以上ない程、頼もしい存在になる。

まずは優秀な人材を見極める目を持つこと。
それは、能力に見合った仕事を与え、実績にともなった評価を下すこと。

それができれば、仕事は優秀な人材がこなしてくれる。
あなたはただ、見ているだけでいいのだ。




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