「なんかいい」に名前をつけて。意味づけは、後にして。
【 思えばこれは、伏線でした。 】
・
高層マンションを見るたび、なんとも言えない気持ちになります。
私が住んでいる街は、駅前にマンションが多いのですが
通勤中など毎日のように、目にしては
「なんとも言えない」を味わっていました。
しっくりくる答えがその時は見つからず、
一旦「マンション病」と名付けておくことにしました。笑
【 最近の読書 】
・
そんなある日、こちらの本を読みました。
私たちの現実を創っているのは、99%「無意識」によるものだと言われています。
今の現状に対して「こんなはずじゃないのに…!」と感じていたとしても、
私の「無意識」が選んだ結果だよ。ということなんだと思います。
でも、意識できないから「無意識」というわけで、
「無意識」を意識することなんてできるの?
というところで、この本の登場なのです!
こちらの本は、著者の前野 隆司さんと
4名の「無意識」のスペシャリストの方々が
お一人ずつ対談する形式で進みます。
私は対談形式の本が苦手だったのですが、
こちらの本は、すっっごく面白かったです!
タイトルの通り、「無意識の整え方」を
4名の方から教えていただける素晴らしい本なのです。
・
その中で、私がいいなと感じた整え方が、
「無意識をポストイットする」ということ。
先ほど、
なんて言っていましたが、
それには、普段、自分が何を感じているのか
気付くことから始まるんだと思います。
その役割が、ポストイット。
どういうことかと言うと、
感じたことに名前をつけて、印をつけておく
ということだそうです。
名前をつけるという行為で、「無意識」を意識化する。
なるほど〜
意識化しないと「ない」と同じになってしまう。
だから「ある」ということにしておくということ、だそうです。
ただ、ここでポイントなのが、1つ。
無理に意味をつけないということ。
感じた感情に対して、「どうしてそう感じたのか」を
すぐに意味付けしてしまうと間違えてしまうから。
私は、このポストイット方式に、とてもしっくりきたんです。
【 読書で、伏線回収 】
・
覚えていますか?
冒頭にお話しした「マンション病」のことを笑
あの感情を「マンション病」と名付けてポストイットした私。
すると、先々週くらいに本に書かれていた通り、
突如、ひも解かれたのです!
それは、去年の12月から始めた設定変更手帳でした。
こちらの手帳には毎週、ワークがあるのですが、
つい最近のワークで、
「普段の生活の中で、満たされない感覚を感じるときはありますか?」
という問いが。
うわあ!!!!!!!!
すぐに「マンション病」のことが浮かびました。笑
あれは満たされない感覚だったのか!
ぴったり当てはまる言葉に突如、出会いました。
そうか…満たされない感覚だったんだ…
私は毎日、マンションの目にしながら通勤し、
「無意識」に満たされないと感じていたのか…
驚きすぎる。
でも、ありがたいことに、ワークには続きがありまして。
「気付いたら、そのたびに価値ある五感に戻ってみましょう」と。
満たされない感覚だったんだ、と気付けたことで
でも満たされているものもあるよ?と立ち返り、
今、すでに持っているものに感謝することができました。
あの時は「マンション病」だったけど、
最近では「今の自分は、満たされているんだ」と
毎日、確認できる象徴となりました。笑
そして、こちらの本を読む前だったけど、
無理に意味をつけず、名前だけつけておいた私
グッジョブ!ナイス引き寄せ!
【 ゆっくりが早い 】
・
「無意識」は現実を創っているもの
だからこそ、できるだけ早く「意識化」したい
気付きたい!教えて!
早く!早く!とせっかちになっちゃうこと
あるかもしれません。
ただ、本にも書かれていましたが、
早く早くと思うほど、無意識へのアクセスは遅くなります。
じゃあどうすればいいか
それは、
ゆっくり、今、感じている感情を、受け止める。
今、感じる。
感覚を開くコツは「ゆっくり」だそうです。
いつも動きを、半分のスピードにすることも
おすすめされていましたが、その方が早く効果が出るそうです。
急がば回れ、ってやつですね!
【 なんかいいって、すっごくいい 】
・
これは私が大好きなコピーです。
ご存知の方も多いかな?こちらの方々のものです。
感じた感情を、言語化する
この言語化する行為に
「意味付けする」まで含むのは急がなくてもいいんじゃないかな
「なんかいい」
この感覚を、大切にしたいと思えた、1月の終わりでしたとさ。
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