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「目に見えるものだけが真実だ」なんて誰が言ったのだろう

2024年4月29日(月・祝)昭和の日

30年以上前、学生の頃の話であることは確かなのですが、いったいどういうシチュエーションでそんな会話をしたのか、覚えていないのですが。

大人に「相手がどう思っているかだいたいわかります」と言ったら「それは特技でも長所でもない」と言われた記憶があります。
受け取らなくていいのにその会話と同時に「そんな面倒なことを言うな」という「気」も受け取りました。
相手が何を考えてるかわかるから(苦笑)

「気配り」とか「おもてなし」とか「気を回す」とか、そんなことを言ったつもりだったのだけど、言葉選びを間違えた。
と、今なら思いますが。

相手からしたら勘ぐられているようでまあ気持ち悪かったことでしょう。

この後、そういったことを外に出すのはやめたほうがいいと封印したものの、放っておいても相手の「気」は受け取ってしまう。
でも、その「気」は無かったことにしないと、それは「特技でも長所でもない」「むしろ邪魔なもの」…生きにくいなぁと思っていました。

数年前、風の時代と言われる頃から結構様変わりしてきて、目に見えないものの扱いが変わったなぁ、見えないものについて語る人も増えて、私もようやく私でいられるようになったというか。

目に見えるものも、見えないものも、やっぱりそこに「ある」
そして、同じぐらい大切。

いい時代になったなぁと思います。

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