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7月30日 勘で歩く

勘でスカイツリーまで歩いて行った。

「勘で」というのは、遠くにみえるスカイツリーをみて、こっちに歩いていけば着くだろうな〜という道を選んで歩くことをいう。地図アプリには一切頼らない。

たまに見えるスカイツリーを目印にとにかく歩いて行った。

だんだん近づいてきて…

着いた。

1時間くらいで着くだろうなと思っていたが、普通に3時間くらいかかった。
地図というのは人類が発明したすごいテクノロジーなんだなと思った。あと、この季節の快晴の、真昼に歩くべきではないと思った。暑すぎるので。

道中お腹が減ったので、近くにあったさびれたよくわからない定食屋に入った。

この定食屋のごはんが本当においしくなくて、この感情をどこに向ければいいかと思って戸惑った。一人で侘しくおいしくないごはんを食べながら、自身の孤独を見に染みて感じたのであった。

せめて日記に書けただけでもよかったと思う。

スカイツリーは初めて行ったのだが、なかなか賑わっていて面白かった。
海外向けっぽいお店が多かった。

<『街角図鑑』3

街角図鑑が生まれたのはデイリーポータルZというサイトの一記事からである。

いろんな種類があるパイロンなのに、そして街でしょっちゅう見かけるものなのに、「このパイロンはなんていう名前なんだろう?」と思った時に調べるための図鑑がないのだ。

これはぜったいにおかしい。どうしたって必要だし、欲しいじゃないか。

本の『街角図鑑』はもちろんだが、このweb記事も面白いので気になった人は見てみてはいかがだろうか。

『街角図鑑』は「街と境界編」という続刊も出ている。

『街角図鑑』をみて、街にどんどん詳しくなりたいぜ!

(完)

晴れ
『さびしい町』

(2022/07/30)

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