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Sound Horizonは良いゾ

17日までにゆっくり読もうとしていた『暗幕のゲルニカ』と『進撃の巨人』が思ったよりも早いペースで読み終わりそうになった。

『暗幕のゲルニカ』は、8/18に大阪で開催する読書会の課題本である。こちらは以前東京で開催した際に一度読んでいるのだが、ほどよく記憶から抜けているので再読中だ。

『進撃の巨人』は、彩ふ読書会+という新企画で開催する『進撃の巨人を語る飲み会』に向けて、より楽しむために再読中の漫画である。34巻あるのでお盆休みでとれる時間も考慮しつつゆっくりペースで読むつもりだった。

が!

どちらも面白ーい!というわけでもうほとんど読了寸前である。だがしかしここで読了してしまうと当日記憶が抜けてしまう。もちろん大まかなところは忘れないが、細かい点は日が経つ事に記憶が薄れてしまうのだ。なので前日、出来れば当日の午前中に読み終われるよう調整中である。

調整中のため『暗幕のゲルニカ』にも『進撃の巨人』にも手を出すことが出来なくなってしまった。さて、どうするか。まだ18日まで日はある。かといって他の本を読み始めるのもなんだか気乗りしない。

ふと思い立ち、『進撃の巨人』のアニメを観る。いやーやっぱオープニングかっけえ!となり、そこからLinked Horizonの動画を探した。そして、Sound Horizonに行き着いたというわけである。

Sound Horizonは昔よく聴いていた。ニコニコだったかYouTubeだったかは忘れたが、好きなアニメのMAD動画なんかもよく観ていたので多分ニコニコだろう。読書をするようになってからは動画めぐりをほとんどしなくなっていたが、懐かしさもあってYouTubeのほうを開いてみた。侵略する者される者や、朝と夜の物語、Arkなどを聴く。いやー、たまらん。最高!

何だか創作意欲がわく。ディストピア系の作品を書きたくなってくる。最近は自分の環境もやはり影響してしまっているのか、書こうとすると特殊能力も魔法もない世界観になってしまう。読むのは好きなのに、書こうと思っても書けないのだ。とはいってもそれは今に始まったことではなく昔からそうで、設定だけとかストーリーだけとかを考えることはあっても結局プロットの段階で挫折して終わってしまう。そうなると分かっていても、何だか無性にその手のジャンルのものを書きたくなってくる。

ふと思ったけれども、音楽によって創作意欲を高めるというのは有効なのではないか。書こうとしているジャンルに合わせたプレイリストを作っておけば、ちょっとつまづいたときなんかに手助けしてくれるかもしれない。そんなことを思った。とりあえずSound Horizonが良かったので私のプレイリストに加えておこう。

しかし、あつい……もうほんっと今年の夏は「あっつ……アイス食お」しか頭に浮ばない。ああ、早く夏が終わらないだろうか。

ところで、やり続けることも大切なんだろうなあと思える。ルーティン化するからだ。たとえば読書。以前は読むのに気合いが必要だったし、ある程度まとまった時間がないと読めなかったが、今では隙間時間にパッと開いては1、2ページ読んでまた閉じるというような感じでも出来るようになっている。「さあ、読むぞ!」という姿勢を必要としないのだ。同じく推し本紹介なんかもここではやっているが苦でもなんでもなく楽しんで書けている。エッセイ・コラム的な文章もこれだけ書いていると全く苦ではない。この夏は子どもと近所のプール通いをしているが、こちらも最初はなかなか体力を削られたが、今ではそうでもない。あと最近は疎かになっているが筋トレをしていた頃もそういえばそうだったななんてことを思い出した。

ということは、だ。

「小説を書こう!」という姿勢を必要とする時点でまだまだということなのだろう。息を吐くように文章を紡げれば、「あっつい……」なんて言い訳もせず書きたいときに書けるのではないか。実際、読書や推し本紹介は暑くても出来ているわけだし。それが書こうと思った途端に止まるのは、まだまだ慣れていないからだ。

まずは慣れるところから。

そんな気持ちでやってみようと思う。うん、特にオチがつかなかったけど終わる。


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