ダメなところを「使う」と、お金になる

2021年5月13日 13:43

「人生を賭けて極める」「一つのことだけずーっと続ける」というのは私にはできないこと。だから「アーティスト」「職人」とか自分の才能や技をひたすら信頼して磨いていくような人たちに憧れる。憧れるけれど、何かを始めても、毎度毎度「もう飽きた」「お腹いっぱい」となって辞めてしまう。

大学を卒業して、企業に勤めてきたけれどいまいちパッとした成果が出なかったし、給料だって上り止まり。これからもそんな感じで、なんとなく生きていくのかな。それもこれも、「何をやっても続かない」「極めることができない」私の「ダメなところ」によるもの。これは、この先も変わることがないから、「まあ、続けられないから仕方ないよね」「頑張れば、大抵のことは普通にできるから、それでいい」「普通が一番だよね」と無理矢理自分を納得させて生きてきました。それが、いわゆる「自己受容」だと思っていたの（笑）勘違いも甚だしいのは私です。

「ダメな性格」をなんとかしたいと矯正しようとしたり、それについて「諦めて逃げたり」そうじゃなかったんだなと今ならわかるという感じなのです。

（過去）世間的には「継続は力なり」「石の上にも3年」とか言われる。だから継続しないと何もうまくいかない　→　それができない私はダメ、なんとかしようと努力したけど、無理。

（今）「継続しないことを選択できる」ことは、自分の大切な性質だ。だから、その性質にダメ出ししないで、逆に使っていく　→　ダメ出ししてるのは、誰でもない自分。誰もあなたにダメって言ってない。

この「意識」「マインド」になったら、堰き止めていたアイディアが湧いてくるので、そこでさらに「YOU、やっちゃいな！」って自分で言ってあげることで、どんどん物語が展開していく。高速でアイディアを形にして、次々セミナーや講座や、オリジナルのコミュニティを作っていく。投稿も、継続をモットーにしないで「好きなように」感覚に従っていく。

オンラインの世界は、自由にそれができる世界。「責任や信用を試されるから物件を借りなければいけない」とか「うまくいく人は、バンジーして自分の拠点を持ってる」とか、誰が言ったのかわからない慣習とか、セオリーに聞き耳を持たずに、「私は、特定の場所を持ちたくない」「私は、自分の家を人に開放なんてしたくない」という自分の価値観を大切にした。

結果的に、「自由で自分らしい仕事のスタイル」が出来上がった。そして思ったんだよね。

私は継続できないので、「たたむ」ことが勉強なんだ。ってこと。最近は「どうたたんでいくか」「繋いでいくか」「そのままにするか」とかを、よく考える。そこに無価値観や罪悪感はなくて、「どうしたら三方良しになれるか」とかをよく考えてます。

そして、「はじめる」回数が人より多い私は、「はじめる」ことに戸惑うみんなに「YOU　やっっちゃいなよ！」を言うことができる。すぐ辞めたり、手放したりする私が言うんだから、「継続できないかも」なんて言ったらぶっ飛ばすよ笑　そうやって、以前は「ダメなところ」って思ってたことで「お金をいただく」と言うことになっています。