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「どんな人間になりたいか?」が習慣をつくる

僕は昔、悪い習慣の塊だった。

野菜は食べない、毎日夜中にごはん食べて、お菓子食べて寝る、タバコも毎日一箱吸ってたし、朝、食べない、運動しない、本読まない、勉強しないという毎日だった。いま書き出してみると恐ろしい。

それが、いまや全部真逆のことをしてる。なんでだろう?いつからこうなったのか。

習慣はつきつめれば「どんな人間になりたいか」ということだと思う。どんな理想の人物になりたいかで習慣が決まってくる。僕が変わった最初のキーポイントはタバコをやめたことだった。

そのきっかけは、ある日、肺が痛んで苦しくなったこと。

それから体をもっといたわらないと・・・とはじめて思った。もう30代も超えてる。健康的でありたいし、体も鍛えておかないと。そう思ったからタバコをやめた。それまではやめることなんて考えたことなかった。

タバコをやめるとご飯が美味しく感じだした。ジャンクフードのような味が濃いものでなくても美味しく食べられるようになった。それから、野菜食べたりバランスのいい食事をしたいと思うようになる。

いい食事をしだすと体が元気になって、毎日が充実しだした。

もっと健康になろうと嫁と一緒に夕方サイクリングをやりだした。ひさびさに体を動かすと気持ちがよかった。

余裕が出てくると、先の未来を考えるようになる。いまのうちにスキルを勉強しておかないと将来やばい・・・と感じだし、本をたくさん読むようになった。無知な自分を変えたくなった。

すべてはひとつの悪い習慣を変えたことからはじまり、ドミノを倒すようにいい習慣が身についていった。

いい習慣を身につけるコツは?

とはいえ、すぐにいまのように良い習慣が身についたわけじゃない。何度も何度も繰り返してこそ習慣化するもの。

だけど、それが難しい。馴染みのないことを毎日継続することほど難しいことはない。それができれば世の中にダイエット本はなくなってしまう。

習慣のための報酬。それは記録すること。

ただし、記録が面倒だと長続きしない。昔、食べたものやカロリーをアプリでつけてたけど面倒でやめてしまった。日記も続けれない僕ができているのはAppleの標準メモのおかげ。毎日日付でタイトルをつくって「やることリスト」をつくって上からこなしていってチェックをつけるだけ。

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日々のルーティーンをメモに早朝、午前、午後にわけて書く。終わったらチェックマークをいれる。これだけ。

これだけなんだけど、チェックマークをつけていくのは楽しいし、達成感がある。

チェックリストはとにかく難易度を下げること。例えば本を読む習慣をつけたいなら、1ページだけ読むとか、勉強するなら1問だけ解く。筋トレなら腕立て5回とか。

実際にやりはじめるとそれ以上になることが多いのだけれど最初のハードルは下げておく。そしてやりたくないときは本当に1ページ読むだけでもいい。大事なのは少しづつでも手をつけること。

あとは時間とスイッチを決める。

僕の場合は早朝だと朝起きて流れが決まってる。大事なのはこれが終わったらこれ、というように流れを決めておくと何も考えなくてすむ。

朝起きたら、ストレッチ、終わったら腹筋ローラー1回→腕立て10回→腕回し10回→腕回し10回→スクワット10回→3分瞑想→英語の勉強を1ページ→メール返信までが一連のセット。

最初からこれだけをみると、うわ!大変そうと思われるかもしれないけど、最初はストレッチとメールチェックだけだった。なれてきた時にメニューを増やしていってる。そして上のメニューは30分くらいで終わってしまう。調子がいいときは回数を増やしたりする。

大事なのは続けて繰り返すこと。

無意識レベルで歯磨きのごとく、なにも考えずに動いてしまうくらいまで体に覚えさせること。そして、すべて終わったらチェックマークをつけて報酬を与えること。僕もこれやってないとたぶん続いてなかった。

いい習慣ほどすぐに効果が出ないものが多い。

筋トレもダイエットも勉強もそう。だけどコツコツつづけていれば、いつか大きくなっていきなりパワーアップしてることに気づくもの。大事なのは繰り返し続けていくこと。そのための方法としてチェックマークのパワーは有効。

いい習慣を身につけたい!だけじゃ長続きしない

結局はどんな人になりたいのか?を考えることから。

破天荒に生きるのだって素敵だと思う。そういうあこがれの人がいるなら、あの人ならどんなことをするだろう?と考えて、近づくための習慣を決めていくのものいい。そうやって決めたものなら納得がいく。

習慣はすぐには効果がでるものじゃないけれど、続けていけばやがて大きな差が開いていく。習慣が人をつくるというのは本当だと思う。


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