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「行動」につなげるために読書をする。でもそれだけじゃない読書も楽しい。

YouTubeでこういう質問をいただきました。質問ありがとうございます!ということで、はりきってお答えしたいと思います。

動画版はこちら↓

いつも楽しく動画を観ています。
僕も読書をしますが、結果に反映されません。
読書をした事をどのように活用しているのでしょうか?
どうすれば読書を活用して結果が出せるのでしょうか?
とても知りたいです。
僕も入江さんのように読書を活用出来るようになりたいです。

この質問を読んで、なんだろうなーと考えてみました。本を読んでも変わっていない、、、という気持ちはよくわかります。読んだ時は感動しているし、理解もしているし、頭もよくなった気がするするのですが、、、

僕が思うにこの問題「活用できてないな」と思ってしまう原因は「行動」に移せてないからです。本を読んでふむふむ...と、賢くなっても、動かなきゃ何も変わらない。

僕は本を読む時にどんな姿勢かというと「行動するためのアドバイスをもらう」そんなイメージで読んでいます。

「行動する」前提で読書する

まず、読むときの姿勢としては、つねに「自分のサービスでどう使えるかな」「自分の生活にどう取り入れられるかな」「これはやってみよう」というように、盗むつもりで読んでいます

昔の本とかだと事例は古いですが、そのまま使えるものじゃなくても、転用して自分のビジネスならどうだろうかと考えてみるとヒントがいっぱい。

ぜひ本を読みつつ、マネできることがないかなーと考えながら読んでみると発見が多いと思います。

「人に教える」前提で読書する

本を読み終わって「いい本だったな」と思う。でもその直後にどんなことが書いてあったか、、、まず思い出せません。僕も無理です。

そのくらい読んでるだけじゃ忘れます。これを防ぐには、誰かに説明するつもりで読むといいです。全然変わります。

会社を代表してセミナーを聞きに行ったら帰ってどんな内容だったか説明すると思います。そのときにしてること...それはメモです!

これは!と思うものがあったら、僕はひとまずiPhoneの標準メモに書いてます。ちょっと考えを進めてTwitterにシェアしたり...じゃないと覚えてられないです。

まず、読むだけじゃなくて、アウトプットを繰り返すと記憶に残りやすい、というのがあります。

まず自分の言葉でメモ。Twitterでシェア。noteに書く。YouTubeでしゃべる。というように同じことを何回もアウトプットしてます。

人に説明するのって、完全に自分が理解してないと無理なんです。やってみるとむずかしい!のがわかると思います。

本を読んで理解して、相手の状況を考えて、どんな説明をどの順番でするか考えなきゃいけないので、結構むずかしい。そのかわり、これをやることで理解度は高まります。

読むときにメモする、説明するつもりで読むと理解度が変わるので、ぜひ試してみてください。

本は全部読まなくていい

せっかく買ったから読まないのはもったいないと思うところですが、それ以上に時間の方が貴重です。

面白くないところはすっ飛ばして、興味があるところだけ読んでます。面白くないところは一生懸命読んでも覚えないし、使えないからです。

本は、その人の状況によって役立つところが違います。読まなかったところも、数年後に読み返すと面白く感じるかもしれません。そういう意味で本を買って置いておくのも楽しみの一つです。

読書は楽しむもの

僕は本はかならず毎日読んでいます。それは読まなきゃいけないというものではなく、読みたいからです。

もはや、読むこと自体が幸せになっていて、読まないと落ち着かないというか、物足りなく感じます。

僕がやっているのは午前中で仕事を終わらせ、午後からは仕事のための読書、つまり行動するために読書をしています。でも夜は好きな本を読むことにしています。

全てが「行動」するためのものじゃ、疲れてしまいます。ゆっくり、じっくり、楽しみながらの読書も醍醐味です。

毎週書店に行きます。

いろんな書店をまわっていろんなコーナーをふらふら見て回る。興味がわいたものを買う。それを買って帰ることも楽しく、読んでいる時間も幸せです。

目的から入る読書だけでは視野を狭めます。自分の視野を広げるために、仕事以外の本を読んだりするといいのではないかと思います。

書店に行くと、いろんな本が目に入るのがとてもよいです。雑多なノイズというかセレンディピティみたいなものがあります。

雑誌や新聞もそうで、自分のフィルターがかかって情報を絞り込んでないのがいいところです。ひとつ知らないことを知ると興味の対象が広がります。

僕は司馬遼太郎の「竜馬がゆく」を読んで明治維新に興味を持ち西郷隆盛のこと、そして明智光秀、織田信長というように歴史物を読むのが楽しくなりました。知っているほど面白くなるのが読書のいいところです。

いい本は行動を催促する

いい本は行動することを教えてくれます。読んでいる途中からアイデアがあふれだし、こうやってみよう、というヒントをたくさんもらえます。あとは試してみて、よかったら続けるし、ダメならやめるだけ。

本を読んでひとつかふたつでも「行動」できたなら、それはすごい価値をもたらしてくれた本です。それも、わずか千数百円。

ぜひ行動するために読む、これを意識して読んでみてもらえると、変わるかも知れません。

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