すべてはたったひとつのMacBookからはじまった。
2008年、それはiPhone3Gが発売された年。
その頃の僕といえばギャンブルにハマっていて、毎日夜は飲み歩いて、休みになればパチンコでお金を使い果たしているような日々でした。お恥ずかしい限りですが。
それなのに当時借金もしており、低収入で返済の目処もたたないお先まっくらな日々…
そこからどうやってぬけだしたか…それがMacBookだったのです。
たまたま大当たりしたお金を元手に「これをギャンブルや浪費につぎこむんじゃなくて、未来へ投資するんや・・・!」ということで当時思い切ってMacBookを購入したのでした。
なぜMacBookだったかといえば、その当時iPhoneアプリがではじめのころでアプリも少なくて個人開発者でも入る余地があったのです。アプリをつくって人生一発逆転だ!という思いで、ObjectiveCの勉強をスタートしたのでした。
3ヶ月間アプリの勉強に没頭
そこから3ヶ月は会社員でしたが、ご飯と寝る時間以外はすべてアプリの勉強時間につぎこみました。その頃はアプリ開発の情報も少なくて基本的には公式のドキュメントを読み込むしかなくて、英語が苦手な僕がとても苦労しました。
本屋で海外のアプリ開発の翻訳本があって、そこにはサンプルがたくさんのっていました。これにはとても助けられ、サンプルをつくってカスタマイズしてアプリとしてリリースするということをやっていました。
技術本は分厚いので最初から読み込んでも膨大すぎて忘れちゃうんですよね。そんな中、どうにかリリースしたアプリはVolumeTimerというアプリでした。
これはタイマーのサンプルをもとにつくったもので、寝る直前って音を聞いてるとだんだん大きく感じるな〜と思っていたので、タイマーをセットすると自動で音が小さくなるというものです。
いまでもこの勉強法はよかったなと思っていて、必要になったものをググりながら実装しながら学習していったんですが、これだと必死で調べますし覚えますしおすすめです。
アプリがヒットしてまいあがる
VolumeTimerはヒットしませんでしたが(笑)、その何個目かにだしたツボッターというTwitterクライアントがヒットしました。
ダウンロードされすぎて、更新するたびにランキングが上がっていて仕事にならず・・・。なんと自分の親戚までが知っていてびっくりしたのを思い出します。
当時はiPhoneで絵文字も顔文字もなかったので日本人にとってはそこがとても足りてない要素でした。そこで顔文字を1,000個以上搭載したTwitterクライアントをつくったのでした。(AppBankさんに記事が残ってました)
そして思い出してほしいのですが、借金を抱えていたといいましたが、なんとアプリの売上で返済してしまったのです。というかMacBook代までゆうに回収できました。
フリーランスとして独立する
アプリがヒットしたことで、その楽しさを知った僕はフリーランスとして独立をすることを決意。当時はWEB制作会社に努めていたのですが、フリーランスとしてWEBまわりの案件とアプリ開発の2つを武器に独立したのでした。
そこから先の詳しい話はこちらの記事で書きました。
あたらしいチャレンジをはじめる人を応援したい
僕の人生はMacBookを買ったこと(iPhoneが発売されたことも)がすべてのはじまりでした。同じようにこれからパソコンを買って新しい扉を開きたいと思っている人が大勢いることも知っています。
そして今回、MENTAにてMacBookProがあたるキャンペーンをはじめました。(最新のM1モデルで僕もほしい・・・)
MENTAは僕自身がプログラミングをはじめるときに「先輩エンジニアからサポートしてもらったことで習得できた」という原体験から生まれたサービスです。
ユーザー数も4万人、メンターも3,000人を超えましたが、プログラミング領域において90%が挫折するといわれるところの壁を取り払うことに挑戦中です。
なぜプログラミングをはじめるのか?ゴールと目的は?そこから実際のエンジニアの声を聴くことでリアルな計画が立てられます。ゴールがイメージできないと強い動機づけは起こりませんし、挫折率も高くなってしまいます。
MENTAは単なる質問回答サービスではなく、教えてほしいというメンティーにメンターがよりそって、はじまりから自走できるようになるまでを一緒に寄り添うサービスでありたいと考えています。
あなたもたったひとつのMacBookProからはじめてみませんか?
この記事はMENTAアドベントカレンダー16日目の記事です。
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