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突発性難聴の孤独さ



こんにちは、IZUMIです。


2024年
明けましておめでとうございます。

新年から重いお話になってしまいますが、下書きに残っていた記事を書き終えたので、投稿させてください。


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皆さんは、「突発性難聴」をご存知でしょうか。
珍しい病気ではないので、聞いたことがある方は多いのではないでしょうか。

今回は、私が突発性難聴を発症したお話を書きたいと思います。



以前の記事でも突発性難聴について少し触れているので、お時間があれば読んでみてください。



綺麗な風景に癒される


2020年の3月にコロナウィルスが日本で広まり始め、瞬く間に生活スタイルが変わっていきました。

当時働いていたアパレルでは、計り知れないほどの影響を受けました。

「自粛」という言葉が私たちの生活を制限したことにより、やむを得ない場合以外の外出を控えるようになりました。
これに伴い、洋服を着る機会は減り、対面販売を避けてネットショッピングの需要が増えていきました。

お客様の来店が減ったことで売り上げが低迷し、ストレスを感じていたのは私だけではないと思います。

毎日転職を考えていましたが、コロナ禍の中での転職にはリスクがあると思い、一歩が踏み出せずにいました。


そんな日々を過ごしていると、知らず知らずのうちにストレスが蓄積されていき、気付いた時には「突発性難聴」を引き起こしていました。


Q. 前兆はあったのか

A. ありました。

前兆としては、小さな耳鳴りでした。
いつもより耳鳴りの回数が多いと感じる程度だったので、気に留めることなく仕事をしていました。

そんなある日の夜、耳鳴りが止むことはなく鳴り続け始めました。

「耳鳴りが止まらない」と怯えていました。
怖くて一人で泣きながら眠りについたことを覚えています。


朝、いつもと同じ時間のアラームで起きたのですが、耳鳴りは治っていませんでした。

日曜日で病院は休診、救急を探しましたが耳鼻科の担当医はいないと言われたので、そのまま仕事へ行きました。

徐々に音が大きくなる耳鳴りに、周りの人の声が聞こえなくなり、店内のBGMやアナウンスなどが音割れして聞こえることに頭を抱えていました。


翌日(月曜日)、起きると耳鳴りは治っていましたが、完全に聞こえなくなっていました。

耳に水が溜まったような感覚に近いです。

急いで近所の耳鼻科で診てもらい、聴力を検査したところ「突発性難聴」と診断されました。


Q. 原因は何か

A. ストレス、睡眠不足、過労
と、言われました。

残業も一切なく、睡眠時間はしっかり8時間は寝ていたので、思い当たるとすれば「ストレス」しかありませんでした。


Q. 治る確率

A. 完治30%、改善30%、変化なし30%
と、言われました。

私はありがたいことに、2週間の療養で完治することができました。
その際、服用していた薬の副作用はとても辛いものでした。


完治はしましたが、翌年に一度再発をしています。
「突発性難聴」は再発するリスクがあり、癖になると言われています。

自身の前兆をよく把握し、再発する前に病院へ受診するようにしています。



精神的ダメージ(ストレス)は、自身でも見抜くことは難しいと思います。

知らず知らずのうちに溜め込み、気付いた時には進行していて手遅れになることもあります。

ストレス発散をしていても、全てを取り除けるわけではありません。

ストレスも一つの病気なのだと重く受け止め、のんびりと過ごす時間を療養だと考え、自分を労ってあげてください。


日頃から仕事や家事、学業に励んでいる皆さまを心から尊敬します。



長くなりましたが、最後までお読みいただきありがとうございます。


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