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#04_副業をはじめる

今回の記事が参考になるかも知れない人

●今年こそは「副業に挑戦したい」と思っている20代後半〜30代
●広報歴が3年未満の広報PRパーソン
●副業は未経験、もしくは過去に副業していたが今はやっていない方

「今年こそは副業を始めたい!」そんな人のお役に立てればと思って、私の副業経験をnoteに書きました。全6回シリーズの第4回は「副業をはじめる」です。

広報1年未満で、どのように副業を開始したのか?そして、副業をはじめる時に「誤解していたこと」への気付きも書いていきます。
それでは行ってみましょう!

副業案件の見つけ方

副業を始めようとWEB検索をすると、「企業での副業」「スキルマーケット型」など、多様な形の副業を支援するサービスがあることに気づかれると思います。2023年2月にシューマツワーカーさんが発表している「副業系サービスカオスマップ」によると230社以上の副業支援サービスがあるそうです。
この時点で「どれがいいか分からん!」となって思考停止しそうなので、私の経験談を具体的にお伝えしていきますので、参考にしてもらえると嬉しいです。

出典:シューマツワーカーのプレスリリース

副業1年目の受注(まず結果から)

①1社目の受注はYOU TRUSTからでした。
その後は、
②広報コミュニティでの募集(1社)
③取引先からのご紹介(1社)
④YOU TRUST(1社)

結果として、1年目は合計4社とのお取引きでした。

今回、カオスマップに記載のある副業サービスだと「YOU TRUSTのみ」から案件を受注しています。他のサービス(CARRY ME、複業クラウドなど)にも登録はしているのですが、たまたまYOU TRUSTから2件でした。どこに要因があったのか少し掘り下げてみます。

ちなみに2年前にもトライしていた

2019年ごろにカオスマップに載っている「kakutoku」「クラウドワークス」「ランサーズ」「ココナラ」に登録して、10年以上経験のある「営業」に関する副業を探していたのですが、全く受注に繋がりませんでした。しかし、不思議なことに1年未満の「広報」では年間4社とお仕事ができています。

その差は何だったのか?

以下の3つの視点で振り返ってみます。

1.入江視点<スキル面>

「広報」の業務だと、できることが限られているため、打ち出せること、自分が提供できることがシンプルだった。逆に「営業」だと、BtoB、BtoC、営業人材の育成、営業人材の採用、営業研修など、提供できる範囲が広すぎて、何を一番のウリにすべきか絞りにくかった。

2.入江視点<マインド面>

経験が浅い広報領域では「実績」も「自信」どちらもないので、失敗しても失うものがなかった。一方で、10年以上の経験があった営業領域では「失敗が許されない」「相手の期待に応えないといけいない」「もしうまく行かなかったら自信を喪失してしまう」という心理が働いていた。

3.副業案件<契約条件面>

1年目に受注した案件全てに共通して言えることが「稼働時間」が募集時には明確に定められていなかった、という点です。副業OKの会社とはいえ、日中の業務の合間に副業を行いたいと考えていたので、「週20時間程度の稼働ができる方」みたいに稼働時間を求められる案件は受注に至らなかった。つまり、受注した案件は条件面や業務範囲に交渉の余地が残されていました。

こうやって振り返ってみると、バイアスがかからないほど経験が浅く「失うもの」がないので恐れを抱くことなくアクション出来た結果が、1年目の副業を予想以上の結果に導いたと思われます。また私の場合、案件は「稼働時間」や「業務内容」に交渉の余地がある方がマッチしやすいという傾向もわかりました。

副業をはじめる時にしていた2つの誤解

わたしが「副業をはじめるとき」にしていた誤解は下記の2つです。

<その1>「経験や実績がないと副業できない」

<その2>「初めての副業案件で良い結果を出さないといけない」

これまでは「経験や実績があれば副業につながる」と思っていましたが、これを裏返すと「経験や実績がないと副業が出来ない」という言い訳ができててしまいます。あまり精神論は好きじゃないのですが、自分の弱さが出やすい状況を作らない工夫は必要かもと思いました。

それから、営業歴10年以上あったとしても副業では1年生でした。それにも関わらず「1件目から良い結果を出さないといけない」という心境になっていました。ある意味、置きにいってしまうというか、保守的だった気もします。確実性のある部分でしか、勝負できないと他者との差は出にくくなります。その一方で、経験の浅い広報領域ではそういった心理が働きにくく、良い意味で気軽に取り組めたことがプラスに作用しました。もちろん、副業も大切な企業業務の一環です。なので、「失敗して当然」という心構えではなく、 「思い通りの結果が出なかったとしても軌道修正をしていく」で良いのではないでしょうか。

そもそも、1発目で成功しようとすること自体センスのない考えでした。あのユニクロ創業者の柳井さんでさえ「一勝九敗」という本を出しているくらいです。起業家でもない私の場合、1勝9敗どころか1勝99敗の確率のはず。ビジネスの世界に絶対がないことを肝に銘じて、これからも副業に取り組んでいきます。

次回予告

第5回は「副業の失敗談」です。
次回もお楽しみに!

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