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#05_副業の失敗談

今回の記事が参考になるかも知れない人

●今年こそは「副業に挑戦したい」と思っている20代後半〜30代
●広報歴が3年未満の広報PRパーソン
●副業は未経験、もしくは過去に副業していたが今はやっていない方

「今年こそは副業を始めたい!」そんな人のお役に立てればと思って、私の副業経験をnoteに書きました。全6回シリーズの第5回は「副業の失敗談」です。
初めての副業で上手く行かなかった経験を中心に書いていきます。
それでは行ってみましょう!

一番の失敗

これまで副業の経験談を書いてきましたが、実は1社目の副業案件で、お恥ずかしいくらいの失敗をしています。結果的として「開始から2ヶ月での早期契約解除」でした。つまり、ダメダメだったということです。

どういう状況だったのか?

「YOU TRUST」で声をかけてもらい副業を開始しました。
会社規模もまだ小さく「広報立ち上げ」「新規営業」「WEBサイト改修」など、とにかく改善したいものが盛りだくさんの状態でした。

そんな状況だったので、相手が困っていることで、これまでの自分の経験が役立ちそうな業務はすべて引き受けました。私も初めての副業で張り切っていましたし、何でも積極的に行動して、鼻息フンフン言わせながらやってました。

ところが、すべての業務に対して中途半端に関わることになってしまいます。その状況に、先方も「あれ、思っていたのと違うな」と違和感を感じたんだと思います。もっと言うと、この先私が関わり続けても良い方向に進んでいくイメージを持ってもらえなかったのだと思います。

そうこうしているうちに、1ヶ月経過した頃から雲行きが怪しくなり、2ヶ月目に入ってすぐに契約解除の話がでました。

結果として、初めての副業は大失敗。
私は何も残すことが出来ませんでした。

失敗から得た気付き

「何でもやります」は自分の首を締める

初めての副業だったので「私ができることなら何でもやりますよ!」と言って仕事をスタートさせましたが、これが大きな間違いでした。副業先の企業が困っていることがたくさんあったとしても、外部の人間が副業として関わって解決できる許容範囲には限界があります。決して安請け合いしたつもりはなかったのですが、当時の私には想像力が足りませんでした。結果として「何でもやります」が自分の首を締めることになり、相手企業も自分もお互いを不幸にする結果を招きました。

どのように軌道修正したか?

大変残念ながら、1件目の副業はほろ苦い思い出となってしまいました。相手企業には申し訳なかったな、と今でも思いますが、この経験から軌道修正できたことで、その後の糧になりました。私が失敗経験以降で決めたことは、下記の通りです。

1.初めからすべてを引き受ける約束はしない

ネガティブに聞こえるかも知れませんが、小さくスタートして軌道に乗り出したら、徐々に業務範囲を広げていくほうがよいと考えています。お互いの仕事の進め方も理解した上で取り組めるますし、信頼関係が築けている方が仕事がスムーズに進みます。

2.広報専任者、もしくは兼務者がいないと引き受けない

ここが1番大きく変えた点ですが、外部からの関わりだけで限られた期間で成果を出すことの難しさを思い知りました。それにずっと外部委託していく状態って、相手企業にとっても健全な状態ではありません。そこで条件の話をする際に「最終的には外部に頼らなくても社内人材だけで成立する状態まで支援する」というゴールを共有するように変えました。いずれ自分の仕事が不要になることをゴールとして提示するのって、非合理的な気もしますが、顧客ファーストな考え方だと思って気に入っていますし、共感してもらえるようになりました。

3.できる限り可視化・言語化をする

特に初期の頃はお互いの言っていることを理解するだけでもひと苦労です。なので、会社のことや業界のことをキャッチアップするスピードを速めたり、共通認識を持てるように、考えていることやスケジュールをできる限り見える化するシートなどを準備しています。今後やることが見えていたほうがお互いの安心感にもつながるのでは?と思っています。

業界や会社の理解をしやすくするシート
支援スケジュールやタスクの管理

以上です。「早い段階での失敗があったからこそ、その後の副業がうまく行った」とポジティブに考えられるようになりました。失敗や実践からしか学べないことばかりです。

次回予告

第6回は「副業1年目の学び」です。
次回で最終回になりますが、ぜひお楽しみに!

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