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[7]「税理士試験・独立」と「結婚・出産」のタイミングと順序。


人生における大きなイベント、結婚と出産。
そして、税理士人生における大きなイベントは、税理士試験と独立。

それぞれの順序をどう組み立てていくか。僕は結構悩みました。


結果としては、以下のような流れです。

・25歳で結婚
・26歳で出産
・27歳で合格
・28歳で独立

税理士人生のイベントより先に、人生のイベントを済ませたわけです。
(加えて、受験期間中はずっと妻と同棲していました)


後悔はありませんが、ぶっちゃけ「無茶だったなぁ」とは思っています。当時は正直、つらかったですし…。
(つらいのは、受験・独立を選べばみんな一緒ですが)

正直、理想は「合格・独立 → 結婚と出産」という順番だと思います。ですが、逆だからと言って悪いことばかりじゃなかったのも確かです。


今回は、当時のことを振り返りつつ、「結婚・出産 → 合格・独立」のメリット・デメリットについてまとめてみました。
(男性目線でしか語れないことをご了承ください)


「結婚・出産 → 合格・独立」のデメリット

先にデメリットから書いていきますが、最大のデメリットは「余裕がないこと」。

お金や時間はもちろん、精神的にも、です。


妻(当時彼女)とは、20歳~21歳の時に同棲を始めたのですが(ちょっとあやふや)、別れの危機なんて数えきれないほどありました。

税理士試験を始めた途端、

・遊ぶ時間が激減
・講座代の分割払いが重い(当時本当にお金がなく。20回ローンとかにしてました)
・GW~8月頭まで、ずっとピリピリしてる

という感じでしたので。

…振り返ると、よく別れないでいてくれたなぁと思います。。


正直、結婚前後のもろもろ・妊娠中・出産・育児、どれもそれなりに時間・体力・精神力が必要です。
(女性は特に)

勉強に割けるリソースはどうしても減ってしまい、モヤモヤすることもありました。わかっててやったんでしょ、と言われればそれまでなのですが。


考えておきたいのは、「自分がつらいとき、パートナーもつらい」ということです。

「正月くらい遊びたい…」「いつ終わるのか?」「本当に受かるのか?」「独立して大丈夫?」など、言われたことはないものの、僕以上に妻の方が不安だったんじゃないでしょうか。

パートナーや家族に協力してもらっているのであれば、何かしらのフォローは必要でしょう。

ぼ、僕の場合は「受かったら死ぬほど恩返しする」の一点張りでしたが…。
(してるつもりです)


次に、「受験期間の思い出がない」のも寂しいです。

特に、子供との思い出は、パートナーとの思い出と違い、後から取り戻せません…。どんどん大きくなってしまうので。

僕の場合、生後~6ヵ月くらいまでの娘に関する記憶が、ほとんどありません。

6ヵ月で済んでよかった、とも言えますが。


最後に、見落としがちな上に最大の落とし穴なのが、

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