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小石川中の過去の適性検査がやっぱり面白い。

今、「同じ勉強をしていて、なぜ差がつくのか?」っていう本を読んでいるのですが。

まぁ、その感想は、いずれ書こうかな、と思うのですが、そう言えば、昔、小石川の適性の問題をちょこっと家で話題にしたことがあったな、と思い出し、ちょろっとさらって見ようかな、と。

このページが良い感じ。

きちんと見るならこちら。
で、ちと、よさげな問題

・植物のつくりやはたらきについて「不思議だなー」「おもしろいなあ」と考えた経験を示し、具体的に説明する。(H18)

・琵琶湖の水の全循環の問題から、なぜ水は表面から凍るかという質問(H20)

・ニンジンを、野菜室でない普通の冷蔵室にそのまま入れ、毎日重さを量る問題。いいですねー。はじめを100%とすると、毎日7,7,4,5,4%ずつ重さが減っていきます。これをグラフにします。次ぎにこのままで3週間後には重さがどうなるかを推測させる問題(H22)

・牛乳が乳酸菌によってヨーグルトになるということをもとにして、「増える」ということ以外の生き物の性質を確かめたいと思いました。(H23)
① どのような実験をすればよいですか。
② どのような結果になるはずですか。理由も説明しなさい。

・缶詰、梅干し、ジャム、乾パンがくさりにくい理由を一つ採り上げて説明する(H23)

・ 空気中の水蒸気が水や氷になることによって見られる身の回りの現象を1つあげ、その仕組みについてくわしく説明しなさい。(H24)

・サケの稚魚はなぜ自分の川に戻ってくるか?(H25)

・「すべりやすい」について具体的な例をあげて、なぜすべりやすいのかについてあなたの考えを書く(H28)
「氷関係」以外の例

色々見てたけど、大人の私でも、取っかかりなさそうな問題、ちょいちょいあるわ笑
ちなみに、一時期、花をたくさん見ていた私が思う、植物のおもしろいつくりや働き。
こんなのも、都会の子供、どれぐらい書けるんだろう、とも思うのだが。
例えば、私が面白かったのが、オオバコ。
この子の生存戦略が「踏まれる」ことを前提にしてる。
・・・自分の過去記事見たら、書いてなかった。

ここら辺に詳しいだろうか。
オオバコの種子は踏まれることによって種子を広げるのだけど、だからこそ、私たちが子どもの頃、まぁ、公園には必ずあって、オオバコ相撲をよくやったものだけど。
少子化、子どもがいない公園、もう、ほんと、オオバコを見かける機会が少なくなった。
・・・という、感想を書きましたが、論文ならばどう書くか。
なんて言いつつ、東京都の小学校6年生がオオバコの生存戦略を知っている可能性は低いような気もしつつ。。。
んま、元の趣旨に戻ると。
現象があって、そこに疑問を立てる、さらにそこから、仮説を立てる、っていう能力が求められているのかな、と。
やっぱり、小石川の問題、面白いなー、と思いました笑

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