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備忘録-デンマークに定住するまでの道のり その3

水曜日(20年11月11日)に、Nem IDを取得したものの住所変更が出来なくで半泣きになっていましたが、実は翌日の12日にはオンラインで変更できました。
なぜ水曜日に出来なくて木曜日にはできたのかきちんと考察したかったのでアップできていなかったのですが、結構トリッキーな原因がわかったため、備忘録として残しておきます。

最初にたどった手順

コペンハーゲンへの海外からの移住者向けに、コペンハーゲン市役所の専門サイトがあります。このサイトのいいところは、すべての情報が英語でまとめられており、ワンストップで必要な情報にアクセスできることです。この中に引っ越しした際の住所変更のページがあります。ここをクリックすると、Nem IDのログインに進んで個人認証、その後住所変更となるのですが、ここで先日お伝えした「引っ越し先の住所が出てこない事件」が起こりました。

その次にたどった手順

翌日、デンマーク人の同僚を捕まえ、再度住所変更手続きの手順を確認していたら、彼曰く現地の人はBorgerと言うデジタル役所のサイトを利用しているとのこと。このサイトでほぼすべての役所関連の変更手続きができるのですが、デンマーク語しかないのと、Google翻訳を使ってもよくわからない訳になるので、で私は使うのをためらっていました。
が、現地人のこちらを使うのが一般的のようなのでこの画面から進んでいくと、Nem IDの入力画面前にコペンハーゲン市のサイトにはなかった居住エリアを入力する画面があります。

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で、この後Nem IDのログイン画面があって、昨日と同じ画面に進むと。。。

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キター!!
出てきました!
因みに下が住所が出てこなかった時の画面。私の住所である”Lille Strandvej”が上の画面では表示されていますが、下のコペンハーゲン市の移住者用サイトからのReferralでは表示されていません。

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デンマーク語と英語の違いかもと思い最初の手順をデンマーク語でもなぞってみましたが、コペンハーゲン市役所サイトからのリンクだとやはり私の住所は出てきませんでした。私の近所は出てきているので、多分誘導元サイトから遷移する際の住所フィルターの設定がおかしいんでしょうね。これはかなりトリッキーでした。
何はともあれ、無事に住所変更できたのでご報告しておきます。

またいろんなサイトには、GP(ホームドクター)はCPRの手続きをする際に登録し、その後変更する際にはお金がかかるとの情報が書かれていることが多いですが、Nem ID取得後はすべてこの画面から無料で変更できました。(私の場合、初期設定は適当なGPが自動でアサインされていました)

今回から学んだこと

いくら英語が通じる国といっても、やはり現地語理解できないと不自由なことが多いと痛感しています。あまりセクシーな言語じゃないけど、勉強しようかなぁ。
というか、日本在住の外国の方はこれ以上の苦労をされているんだと思うと、なんだか心が痛みます。

デンマーク定住までの(今までわかった範囲での)整理(3回目)

どうやら周りの人の話をきくと、CPRが事前に発行されている事例は珍しいらしくその際の手順が若干違うようです。また居住する都市により手順も違うようです。
そのため今回の記録は、Work & Resident Permitが発行されていて、かつコペンハーゲンに居住の場合のケースと定義し直して、もう一度手順を整理し直します。

1.Work PermitにCPR Numberが記載されていることを確認。
2.International House Copenhargenのサイトから、CPRの有効化をするための面談予約を行う。この作業は本人の直接対面が必要で、また一人ずつ予約が必要(家族4人の場合は4人分の予約)、登録後一ヶ月以内に入国することが義務づけられていること、予約時にはデンマークでの滞在先住所(一ヶ月以上の賃貸契約およびその証明書)が必要など、いろんな注意点があります。
3.International HouseにてCPRを有効化する。
4.CPR有効化のあとCity Serviceに事前予約をいれて、Witness(証人)と一緒にCity Sercviceにいき、Nem IDのを申請する。Witnessは可能な限りデンマーク人がよさそう。
5.Nem ID取得後、Nem IDの乱数表、Nem IDの暗証番号を手元に置いて、Nem IDのActivationを行う。乱数表と暗証番号表はどちらも必要(片方だけではだめ)。
6.携帯にNem IDのアプリをダウンロードし、乱数表の代わりとなる認証アプリを設定する。
7.Nem IDのサイトでGPを登録する。住所変更が必要ならBorger.dkのサイトからおこなうよがよい。
ーーーここからはまだ私も未知の世界です。この後更新していきますーーー
8.Yellow Card(健康保険証)とPink Card(在留許可書)が登録先住所に郵送される(はず)。
9.Yellow Cardが発行された後に銀行口座開設の手続をオンラインで行う。
10. GPで運転免許所のための健康診断を取得。
11.健康診断といくつかの書類を持って、現地の運転免許証への切り替え作業。

週末は学校のレポート頑張ります。

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